SBI損保とおとなの自動車保険(セゾン自動車火災)は、どちらも人気があるようですね。迷ってしまいます。

SBI損保と『おとなの自動車保険』(セゾン自動車火災)とを、4つの角度から比較しました。その結果は・・・

自動車保険を選ぶ上で、特に重要と思われる4項目について、2つの自動車保険を比較しました。

補償の充実度 SBI損保 セゾン自動車火災
メインの補償はほぼ同レベルだが、付加的な機能はセゾン『おとなの自動車保険』のほうが充実。
顧客満足度 SBI損保 セゾン自動車火災
売上の伸びでも、苦情件数でも、セゾン『おとなの自動車保険』のほうが優勢。
事故対応の評判 SBI損保 セゾン自動車火災
複数の顧客満足度ランキングで、セゾン『おとなの自動車保険』のほうが好評。
割安感 SBI損保 セゾン自動車火災
全パターンの保険料シミュレーションで、SBI損保のほうが安くなった。
総合 SBI損保 セゾン自動車火災
何よりも安さを重視する人には、SBI損保が向いている。ただし、セゾン『おとなの自動車保険』もそこそこ安いので、総合力で勝る。

極論すると、SBI損保は、他のことをある程度犠牲にしても、保険料の安さにこだわる人向けです。

一方の『おとなの自動車保険』は、品質と安さのバランスを追求している印象です。

代理店にかわる機能はないものの、それ以外では代理店型に負けない品質・機能を提供しつつ、それらをダイレクト型の相場並みの保険料で提供する、というあたりを狙っています。

安心のための保険という意味では、『おとなの自動車保険』が総合力で勝っています。

逆に言うと、SBI損保は安いけれど、多少リスクを感じます。

勝者!
おとなの自動車保険
セゾン自動車火災

どちらが割安(中身に比して安い)かは、保険料をみて判断しましょう。

買い物をするときは、商品内容と価格とのバランスを見て、損か得かを判断すると思います。

とすると、『おとなの自動車保険』のほうがSBI損保より高いとしても、保険料の差が予想より小さいなら、かえってオトクに見えるかもしれません。

そのためにも、補償内容がある程度かたまっていたら、早めに見積もりをして、金額を見比べてください。

ご検討がはかどります。

そこで、一括見積もりサービス(無料)のご利用をおすすめします。

一回の入力で、おもな自動車保険の見積もりをまとめて比較できます。

他にも、魅力的な候補が見つかるかもしれません。

2つの自動車保険を、より詳しく比較したい方は、下の記事をご覧ください。

2つの自動車保険について、4つの角度からの優劣判定をご覧いただきましたが、それぞれについて詳しくお知りになりたい方は、以下をご覧ください。

補償内容の充実度では、SBI損保と『おとなの自動車保険』(セゾン自動車火災)の、どちらが優れていますか?

補償内容の点で、SBI損保と『おとなの自動車保険』との間に、大きな隔たりはありません。

それぞれの自動車保険の補償内容を、おもな保険・サービスに分けて比較しました。

対人賠償保険 SBI損保 セゾン自動車火災
両社とも、ほとんど同じ補償内容。
対物賠償保険 SBI損保 セゾン自動車火災
両社とも、ほとんど同じ補償内容。
人身傷害保険 SBI損保 セゾン自動車火災
補償内容に目立つような違いはない。
車両保険 SBI損保 セゾン自動車火災
SBI損保には自宅・車庫等修理費用補償特約がある。セゾン『おとなの自動車保険』には新車特約がある。新車特約のほうがニーズは高い。
ロードサービス等 SBI損保 セゾン自動車火災
サービスメニューはほとんど同じだが、無料の範囲はセゾン『おとなの自動車保険』が広い。
その他の特約等 SBI損保 セゾン自動車火災
セゾン『おとなの自動車保険』には事故現場急行サービスがある。自転車の補償は、SBI損保のほうがリーズナブルだが、補償としては同レベル。
総合 SBI損保 セゾン自動車火災
どちらもわかりやすさを重視したシンプルな補償だが、追加機能の豊富さでセゾン『おとなの自動車保険』が優位。

2つとも、競合他社が提供しているおもな補償を、一通り網羅しています。

どちらを選んでも、補償内容の点で後悔させられるリスクは低いです。

『おとなの自動車保険』は、付加できる機能の充実度が勝っていますが、付加的な機能なので、誰にでも必要なものではありません。

とは言え、《事故現場急行サービス》は事故対応を手厚くするので、多くの方々にメリットがありそうです。

近年、自転車の保険を義務化する自治体が増えつつあります。2つのどちらの自動車保険とも、競合他社より対応は進んでいます。

ただし、『おとなの自動車保険』は「個人賠償責任特約」と「自転車傷害特約」の2特約を付加しなければなりませんが、SBI損保のほうは「自転車事故補償特約」だけで対策できます。

加入している人の満足度は、SBI損保と『おとなの自動車保険』(セゾン自動車火災)の、どちらが高いですか?

加入している人の満足度は、『おとなの自動車保険』(セゾン自動車火災)が上です。SBI損保は苦情の多さが気になります。

加入している人の満足度は、次の2つから、推定することができます。

  • 自動車保険の売上高の推移(満足している人が多いなら、売上は減らないはず)
  • 損害保険協会受付の苦情件数

2つの自動車保険を、この2つの角度から比較しました。

売上高の推移 SBI損保 セゾン自動車火災
SBI損保も売上を伸ばしているが、伸び率の大きさでセゾン『おとなの自動車保険』が圧倒。
苦情件数 SBI損保 セゾン自動車火災
SBI損保は、かなり苦情が多い。
総合 SBI損保 セゾン自動車火災
2項目ともセゾン『おとなの自動車保険』があきらかに優勢。

比較した2項目について、補足説明します。

どちらも売上高を伸ばしているが、勢いがあるのは『おとなの自動車保険』(セゾン自動車火災)です。

自動車保険は1年更新なので、不満を持った人は更新しないで他社に流れやすいです。

ということは、ここ数年の自動車保険の売上高を推移を見れば、顧客満足度がわかります。

下図は、SBI損保とセゾン自動車火災の、過去4年間の売上高(元受正味保険料)の推移です。

SBI損保とセゾン自動車火災の、過去4年間の売上高(元受正味保険料)の推移

SBI損保も着実に売上を伸ばしているので、加入者の満足度はそれなりにありそうです。

しかし、セゾン自動車火災のほうが、勢いで圧倒しています。

これなら、加入している人の継続(更新)率も高そうです。

損害保険協会が受け付けた苦情件数は、SBI損保のほうがはるかに多いです。

2019年度に、損害保険協会に寄せられた、2つの損害保険会社についての苦情件数は次のとおりでした。

SBI損保 セゾン自動車火災
427件 236件

2019年度の両社の売上高(正味収入保険料)を比べると、SBI損保の267億円に対して、セゾン自動車火災は496億円と、かなり差があります。

当然、保有している契約件数は、セゾン自動車火災のほうがずっと多いはずです。

ところが、苦情件数は、SBI損保のほうが1.8倍もあります。

ということは、SBI損保は、セゾン自動車火災と比べて、3倍以上苦情が起こりやすいと推定されます。

SBI損保は、ものすごく苦情が多い損保会社なのですね・・・

SBI損保と『おとなの自動車保険』(セゾン自動車火災)の、事故対応の評判はどうなっていますか?

事故対応の評判は、『おとなの自動車保険』(セゾン自動車火災)が優位です。SBI損保にかんして、良い評判がありません。

事故が起きたときの補償内容に、2つの自動車保険の違いはほとんどありません。

そうなると、事故対応サービスの品質(迅速さ、正確さ、わかりやすさ、安心感など)が決め手になりそうです。

事故対応の品質を知るには、実際に利用した方々の評判が参考になります。できれば、不特定多数の評判が望ましいです。

このサイトでは、毎年実施・公表されている、下の3つのランキングを参考にしています。

オリコン事故対応ランキング SBI損保 セゾン自動車火災
オリコンのランキングでは、2020年版、2019年版とも、セゾン『おとなの自動車保険』が上でした。
価格ドットコム事故対応ランキング SBI損保 セゾン自動車火災
価格ドットコムのランキングでは、2020年版、2019年版と2年続けて、両社ともランキング外(10位より下)でした。
J.D.パワー事故対応満足度調査 SBI損保 セゾン自動車火災
J.D.パワーのランキングでは、2020年版、2019年版とも、セゾン『おとなの自動車保険』が上でした。
総合 SBI損保 セゾン自動車火災
事故対応の評判は、セゾン『おとなの自動車保険』が上でした。

『おとなの自動車保険』の好評さより、SBI損保の不評ぶりが目につきました。

オリコンと価格ドットコムのランキングでは、10位までしか公表されませんが、2年分チェックしたところ、SBI損保は一度も登場しませんでした。

保険料の割安感では、SBI損保と『おとなの自動車保険』(セゾン自動車火災)の、どちらが有利ですか?

SBI損保と『おとなの自動車保険』の保険料を、代理店型とダイレクト(ネット通販)型の相場と比較しました。

SBI損保と『おとなの自動車保険』の保険料を、相場(おもな自動車保険の平均)と比較しました。

普通自動車と軽自動車とで、分けて比較しています(ただし、車両保険なしで見積もり)。

普通自動車の保険料

8パターンの年齢と等級の組み合わせで、保険料を比較しています。

また、保険料は月々の金額です。

SBI損保と『おとなの自動車保険』(セゾン自動車火災)の保険料を相場と比較(普通車)

SBI損保は

全パターンで、『おとなの自動車保険』よりも、そしてダイレクト(ネット通販)型の相場より安くなりました。

『おとなの自動車保険』は

まず、記名被保険者(主に運転する人)が20歳以下だと、インターネット申込できないので、これを見積もりから外しました。

21歳、26歳の保険料は、グラフのとおり高額です。

とくに21歳の保険料は代理店型より高くなりました。

ところが、35歳以降の5パターンでは、いずれもわずかずつですが、ダイレクト(ネット通販)型の相場より安くなりました。

『おとなの自動車保険』が、20歳以下のインターネット申込みを不可(=電話申込のみ)にしているのは、門前払いするためでしょう。

上のグラフのように、もともと若年層の保険料は高く設定されていますが、電話申込だと10000円のインターネット割引を受けられないので、もっと高くなります。

軽自動車の保険料

普通自動車と同じやり方で、軽自動車の保険料も比較しました。

SBI損保と『おとなの自動車保険』(セゾン自動車火災)の保険料を相場と比較(軽自動車)

SBI損保は

普通自動車のときと同様に、全パターンで『おとなの自動車保険』よりも、そしてダイレクト(ネット通販)型の相場より安くなりました。

とにかく安定して安いです。

SBI損保は保険料満足度11年連続1位

『おとなの自動車保険』は

普通自動車と傾向は似ています。

しかしよく見ると、40代〜50代になっても、ダイレクト型の相場より安いとは言い切れません。

軽自動車では、価格競争力が低下するようです。

保険料の安さでは、SBI損保は『おとなの自動車保険』をまったく寄せ付けませんね。

自動車保険の無料一括見積りサービスはいくつかありますが、以下の理由で、こちらのサービスをおすすめします。

  • 1回入力すれば、複数の気になる自動車保険の見積りが、一気に作成されます。
  • 参加している保険会社数が多く、おすすめしたい自動車保険がすべて含まれています。
  • 『保険見直し本舗』(全国300店舗以上)を展開する株式会社ウェブクルーによるサービスなので、安心感がある。
  • サイトの利用はもちろん無料。
  • サイトは使いやすく、各損害保険会社とのつながりはスムーズ。

自動車保険サイトの1社分の情報を入力すると、おもな自動車保険の保険料が図のように一覧表示されます。

その後、個々の自動車保険のホームページに移動して、さらに条件を変えて、試算をやり直すこともできます。

このサイトの利用者を対象としたアンケート調査によると、月々の保険料が平均して約25,000円安くなったそうです。

SBI損保とセゾン自動車火災の、それぞれの会社のことを詳しく教えてください。

どちらも歴史の浅いダイレクト(ネット通販)型ですが、背後には大きな企業グループが控えています。

ダイレクト(ネット通販)型損保は、代理店型損保に比べて、規模が小さいです。

ただし、その多くが企業グループに属しています。SBI損保やセゾン自動車火災も例外ではありません。

SBI損保 セゾン自動車火災
  • SBIグループ
  • SBI証券、住信SBIネット銀行など、インターネットによる金融サービス事業を多角的に展開。
  • SOMPOグループ
  • グループの中心は国内大手の損保ジャパン

SOMPOグループには及ばないとしても、SBIグループも2019年度の収益は3680億円と、十分に大きいです。

SBI損保とセゾン自動車火災(おとなの自動車保険)の、歴史、企業規模、売上高を比較しました。

2つの損保会社の歴史、企業規模、売上高などを比較しました。

2018年度末のデータです。金額は、正味収入保険料です。

SBI損保 セゾン自動車火災
創業 2006年(平成18年) 1982年(昭和57年)
直営の全国拠点数 4(住所で集計) 2(住所で集計)
従業員数 610人 679人
自動車保険売上 244億 370億
総売上 258億 413億
ソルベンシー・マージン比率 657.0% 341.7%

セゾン自動車火災は、会社の設立時期は早いですが、はじめはカード会員向けに保険を提供していました。

ダイレクト販売(ネット通販)への本格参戦は、『おとなの自動車保険』発売の2011年からと、比較的最近です。

一方のSBI損保は、はじめからダイレクト型損保としてスタートしました。

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