SBI損保ソニー損保の自動車保険とを、徹底比較しました!

2つのダイレクト型自動車保険を、徹底比較します。

SBI損保とソニー損保とでは、どちらの方が安全性信頼性が高いですか?

どちらも歴史の浅いダイレクト(ネット通販)型ですが、背後には大手企業グループが控えています。

この2社は、それぞれ大手の企業グループに属しています。

SBI損保 ソニー損保
SBIグループ SBIグループのロゴ
  • SBI証券、住信SBIネット銀行など、インターネットによる金融サービス事業を多角的に展開。
  • 2022年度グループ売上高7636億円
ソニーフィナンシャルグループ ソニーグループのロゴ
  • エレクトロニクス企業ソニーグループの傘下
  • グループ企業はソニー生命、ソニー銀行など
  • 2022年度グループ売上高2兆1376億円

どちらの会社も、自動車保険を任せる損保会社として不安はありませんが、比較するなら、ソニー損保のほうがより心強いです。

SBI損保 ソニー損保

SBI損保とソニー損保の自動車保険の補償内容は、どちらが充実していますか?

どちらもシンプルなわかりやすさを重視していますが、比べるとソニー損保の方が手厚いです。

自動車保険の基本的な仕組みや補償内容は業界内で統一されています。どちらの商品も必要不可欠な機能は完備しています

ただし、基本機能を補強する補償・サービスには商品による差があります。

SBI損保 ソニー損保

大きな差はありませんが、ソニー損保のほうがやや手厚いです。

それぞれの補償内容を、保険の種類ごとに比較しました。

対人賠償保険 SBI損保 ソニー損保
対人賠償保険自体はほぼ同じ。
対物賠償保険 SBI損保 ソニー損保
対物賠償保険は、ほぼ同じ内容。
人身傷害保険 SBI損保 ソニー損保
ソニー損保は示談前でも支払われる。
車両保険 SBI損保 ソニー損保
SBI損保の方が全損のときの補償が手厚い。
ロードサービス SBI損保 ソニー損保
ソニー損保の方が無料で対応してくれる範囲が広い。
その他の補償 SBI損保 ソニー損保
ソニー損保には、事故現場駆けつけサービスや安全運転サポートがある。
プラン作成の自由度 SBI損保 ソニー損保
ソニー損保のほうが、自動付帯される補償が多い。
総合 SBI損保 ソニー損保
どちらもシンプルなわかりやすさ重視だが、比較するとソニー損保のほうが手厚い。

ダイレクト(ネット通販)型は、消費者に補償プランを作成してもらうので、機能を絞り込んでわかりやすくする傾向があります。

SBI損保、ソニー損保ともに、とくにその傾向が強いです。SBI損保はそもそも補償内容で勝負する気が無いように見えます。

ソニー損保はそこまで割り切っていませんが、力を入れるところと抜くところとがハッキリしています。

ダイレクト型自動車保険では、補償の品数の多さが、強みになるとは限らないのですね!

2社の事故対応は、どちらが好評ですか?

事故対応の評判は、ソニー損保が圧倒的に優勢です。

自動車保険では、事故が起こってから、損害保険会社が調査や示談交渉をおこなって、保険金額が決まり、支払われます。

そのスムーズさや迅速さに、損害保険会社の実力の差が出ます。

両社の比較ではソニー損保が大幅に優勢です。

SBI損保 ソニー損保

事故対応の評判を比較

事故対応の評判を知るには、公正な顧客満足度調査と苦情件数が参考になります。

オリコン顧客満足度ランキング SBI損保 ソニー損保
オリコン事故対応ランキング2024年版によると、SBI損保は10位、ソニー損保は2位
価格.com事故対応ランキング SBI損保 ソニー損保
価格.com事故対応ランキング2024年版では、SBI損保は圏外(10位より下)、ソニー損保は3位でした。
J.D.パワー事故対応満足度調査 SBI損保 ソニー損保
J.D.パワー事故対応満足度調査2023年版によると、SBI損保は12位、ソニー損保は1位
苦情件数(日本損害保険協会受付分) SBI損保 ソニー損保
ダイレクト損保の中で、SBI損保は苦情が多い会社の一つです。一方のソニー損保は、もっとも少ない会社の一つです。
総合 SBI損保 ソニー損保
ソニー損保が全勝。

ソニー損保は、代理店型・ダイレクト(ネット通販)型をひっくるめて、とくに好評です。

一方のアクサダイレクトは、ダイレクト(ネット通販)型の中でも不評です。

口コミ情報

なお、利用者による、両社の口コミ情報は、SBI損保の評判・口コミソニー損保の評判・口コミをご覧ください。

ソニー損保もSBI損保もダイレクト(ネット通販)型ですが、どちらの保険料が割安ですか?

SBI損保は、ダイレクト(ネット通販)型の中では、保険料の安さをセールスポイントにしています。

両社の自動車保険の保険料を、7パターンの年齢と等級の組み合わせで、比較しました。

それ以外の見積もり条件は統一しています。車両保険は付けていません。金額は一括払い(年払い)保険料です。

SBI損保とソニー損保の、自動車保険の保険料比較

7パタ−ンすべてで、SBI損保が大幅に安くなりました。

SBI損保は保険料の安さを“売り”にしています。際立って安くなるわけではありませんが、たいていの見積もり条件で、ダイレクト(ネット通販)型の相場より安くなります

SBI損保 ソニー損保

ソニー損保にはキャッシュバックプランがあります!

ソニー損保には『安全運転でキャッシュバックプラン』があります。いくつかの安全運転に関する条件をクリアすると、最大で30%保険料が安くなります。

新規加入時の保険料を、通常プランとキャッシュバックプランとで比較したのが、下のグラフです。

ソニー損保の自動車保険、キッシュバックプランの保険料

これなら、安さでもSBI損保と勝負できます。

評判が良いうえに、保険料負担が軽くなるキャッシュバックプランもあるソニー損保が優勢です。

ここまでいろいろな切り口で勝敗を判定しましたが、振り返ると下のようになります。

安全性、信頼性 SBI損保 ソニー損保
補償内容の充実 SBI損保 ソニー損保
事故対応の評判 SBI損保 ソニー損保
保険料の割安感 SBI損保 ソニー損保
総合 SBI損保 ソニー損保

SBI損保は、中身の充実度や品質で妥協しつつ、その弱みを保険料の安さでカバーしようという戦略のようです。ですから、充実度や品質で劣っていても、敗北とは言い切れません。

ただし、ソニー損保には保険料負担が安くなるキャッシュバックプランもあります。そこも加味すると、ソニー損保優勢です。

【勝者】

ソニー損保のロゴ

SBI損保、ソニー損保といっしょに検討した方が良い自動車保険はありますか?

コストパフォーマンスに優れているこちらの商品も、候補に加えてください。

こちらの自動車保険と比較してください。

  • セゾン自動車火災

『おとなの自動車保険』は、商品名から想像されるとおり、30〜60代をメインターゲットとしています。この年代の保険料は、他の年代と比べて安く設定されています。

とりわけ、運転する若い子どもが同居する世帯の保険料は割安です。

品質に対する評判はまずまずで、大手損保に近いレベルを期待できます。

大手損保、損保ジャパンのグループ企業という安心感もあります。

自動車保険の無料一括見積りサービスはいくつかありますが、以下の理由で、こちらのサービスをおすすめします。

  • 1回入力すれば、複数の気になる自動車保険の見積りが、一気に作成されます。
  • 参加している保険会社数が多く、おすすめしたい自動車保険がすべて含まれています。
  • 『保険見直し本舗』(全国300店舗以上)を展開する株式会社ウェブクルーによるサービスなので、安心感がある。
  • サイトの利用はもちろん無料。
  • サイトは使いやすく、各損害保険会社とのつながりはスムーズ。

自動車保険サイトの1社分の情報を入力すると、おもな自動車保険の保険料が図のように一覧表示されます。

その後、個々の自動車保険のホームページに移動して、さらに条件を変えて、試算をやり直すこともできます。

このサイトの利用者を対象としたアンケート調査によると、月々の保険料が平均して約25,000円安くなったそうです。

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