楽天損保ソニー損保の自動車保険とを、徹底比較しました!

2つの自動車保険を、徹底比較します。

楽天損保の自動車保険『ドライブアシスト』は、代理店でもネットでも販売されています。ネットで加入すると、25%ものインターネット割引が適用されて、ダイレクト型自動車保険として通用する保険料になります。

このページでは、ネットで加入することを前提に、ソニー損保と比較します。

楽天損保とソニー損保では、どちらの会社の方が安全性信頼性が高いですか?

どちらも歴史の浅いダイレクト(ネット通販)型ですが、背後には大きな企業グループが控えています。

ダイレクト(ネット通販)型損保は、代理店型損保に比べて、規模が小さいです。

ただし、それぞれ大きな企業グループに属しています。楽天損保やソニー損保も例外ではありません。

楽天損保 ソニー損保
  • 楽天グループ
  • 金融関連企業は、楽天カード、楽天銀行、楽天証券、楽天生命、楽天少額短期保険など。
  • 2022年度グループ売上高1兆9208億円
  • ソニーフィナンシャルグループ
  • ソニーグループの金融部門。他にソニー生命、ソニー銀行など。
  • 2022年度グループ売上高2兆1376億円

ソニーフィナンシャルグループと楽天グループを比較しました。売上高はほぼ互角です。

このように、楽天損保、ソニー損保とも十分に強力な後ろ盾を持っています。自動車保険を任せる上で、不安はありません。

楽天損保 ソニー損保

補償内容の充実度では、ソニー損保と楽天損保の、どちらが優れていますか?

ソニー損保の補償内容は堅実志向です。楽天損保のほうが手厚いです。

自動車保険の基本的な仕組みや補償内容は業界内で統一されています。どちらの商品も必要不可欠な機能は完備しています

それでも、基本機能を補強する補償・サービスには商品による差があります。

楽天損保 ソニー損保

それぞれの自動車保険の補償内容を、おもな保険・サービスに分けて比較しました。

対人賠償保険 楽天損保 ソニー損保
両社とも、ほとんど同じ補償内容。
対物賠償保険 楽天損保 ソニー損保
両社とも、ほとんど同じ補償内容。
人身傷害保険 楽天損保 ソニー損保
補償内容に目立つような違いはない。
車両保険 楽天損保 ソニー損保
楽天損保には車両保険無過失事故特約がある。
ロードサービス等 楽天損保 ソニー損保
サービスメニューは同等だが、楽天損保のほうが無料の範囲が広い。
その他の特約等 楽天損保 ソニー損保
どちらにも事故現場急行サービスがある。自転車の補償は、専用の特約がある楽天損保が優位。
総合 楽天損保 ソニー損保
大きな差はないが、細かなところで楽天損保のほうが手厚い。

ダイレクト(ネット通販)型で売上高トップを独走するソニー損保ですが、補償・サービスの手厚さでは勝負していないようです。

楽天損保とソニー損保の、事故対応の評判はどちらが良いですか?

事故対応の評判や顧客満足度では、ソニー損保の完勝です。

自動車保険では、事故が起こってから、損害保険会社が調査や示談交渉をおこなって、保険金額が決まり、支払われます。

そのスムーズさや迅速さに、損害保険会社の実力の差が出ます。

両社の比較ではソニー損保が優勢です。

楽天損保 ソニー損保

事故対応の評判を知るには、公正な顧客満足度調査と、苦情件数が参考になります。

オリコン事故対応ランキング 楽天損保 ソニー損保
オリコン事故対応ランキング2024年版では、ソニー損保が2位、楽天損保は15位でした。
価格.com事故対応ランキング 楽天損保 ソニー損保
価格.comの事故対応ランキング2024年版では、ソニー損保は3位、楽天損保は圏外(10位より下)でした。
J.D.パワー事故対応満足度調査 楽天損保 ソニー損保
J.D.パワーの事故対応ランキング2023年版では、ソニー損保が1位、楽天損保は得票数不足でランク外でした。楽天損保は未知数ですが、ポジティブな結果がないので負けとします。
苦情件数 楽天損保 ソニー損保
楽天損保は、かなり苦情が多い。
総合 楽天損保 ソニー損保
事故対応の評判は、ソニー損保が完勝です。

インターネットでの顧客満足度調査は、ダイレクト(ネット通販)型の方が有利になります。それでも、ソニー損保はもれなく高評価を獲得しています。

両社についての口コミは、以下のページも参考にしてください。

どちらの自動車保険の方が、保険料は割安ですか?

比較のしかたによって、どちらが割安かの判定結果は変化します。

新規加入時の保険料

両社の自動車保険の保険料を、7パターンの年齢と等級の組み合わせで、比較しました。

それ以外の見積もり条件は統一しています。車両保険は付けていません。金額は一括払い(年払い)保険料です。

楽天損保とソニー損保の、自動車保険の保険料比較

30~40代はほとんど差がありませんが、全体的に見ると、楽天損保の方が高くなりやすいようです。

加入から3年目以降の保険料

加入2年目以降は、両者の優劣が変動します。なぜなら、ソニー損保の方が1年目の割引が大きいからです。ちなみに、ソニー損保の割引は1~3年目にかけて、じょじょにダウンします。

一方、楽天損保のインターネット割引は、年数に関係なく一定(25%割引)です。

上のグラフと同じ見積もり条件で、割引の大きさだけを変更したのが(どちらも加入から3年目の割引額)、下のグラフです。

楽天損保とソニー損保の、自動車保険の保険料比較(加入から3年後)

7パターンのうち、6パターンで楽天損保の方が安くなりました。

複数年継続する前提で保険料を比べると、楽天損保の方が安くなる可能性が高いです。

楽天損保 ソニー損保
1年目はソニー損保の方が、長く続けるなら楽天損保の方が安くなりそうです。

ソニー損保のキャッシュバックプラン

ソニー損保には『安全運転でキャッシュバックプラン』があります。いくつかの安全運転に関する条件をクリアすると、最大で30%保険料が安くなります。

新規加入時の保険料を、通常プランとキャッシュバックプランとで比較したのが、下のグラフです。

ソニー損保の自動車保険、キッシュバックプランの保険料

これなら、1年目でも3年目以降でも、楽天損保より安くなります。

4項目で比較した結果を総合すると、ソニー損保が優勢です。

ここまでいろいろな切り口で勝敗を判定しましたが、振り返ると下のようになります。

安全性、信頼性 楽天損保 ソニー損保
補償内容の充実 楽天損保 ソニー損保
事故対応の評判 楽天損保 ソニー損保
保険料の割安感 楽天損保 ソニー損保
総合 楽天損保 ソニー損保

勝敗はどちらも1勝1敗2分けと、同じになりました。

しかし、事故対応の評判の差がかなり大きかったので、評判の良かったソニー損保を勝ちとします。

【勝者】

ソニー損保のロゴ

楽天損保、ソニー損保といっしょに検討した方が良い自動車保険はありますか?

コストパフォーマンスに優れているこちらの商品も、候補に加えてください。

こちらの自動車保険と比較してください。

  • セゾン自動車火災

『おとなの自動車保険』は、商品名から想像されるとおり、30〜60代をメインターゲットとしています。この年代の保険料は、他の年代と比べて安く設定されています。

とりわけ、運転する若い子どもが同居する世帯の保険料は割安です。

品質に対する評判はまずまずで、大手損保に近いレベルを期待できます。

大手損保、損保ジャパンのグループ企業という安心感もあります。

自動車保険の無料一括見積りサービスはいくつかありますが、以下の理由で、こちらのサービスをおすすめします。

  • 1回入力すれば、複数の気になる自動車保険の見積りが、一気に作成されます。
  • 参加している保険会社数が多く、おすすめしたい自動車保険がすべて含まれています。
  • 『保険見直し本舗』(全国300店舗以上)を展開する株式会社ウェブクルーによるサービスなので、安心感がある。
  • サイトの利用はもちろん無料。
  • サイトは使いやすく、各損害保険会社とのつながりはスムーズ。

自動車保険サイトの1社分の情報を入力すると、おもな自動車保険の保険料が図のように一覧表示されます。

その後、個々の自動車保険のホームページに移動して、さらに条件を変えて、試算をやり直すこともできます。

このサイトの利用者を対象としたアンケート調査によると、月々の保険料が平均して約25,000円安くなったそうです。

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