損保ジャパン東京海上日動の自動車保険を、徹底比較しました!

自動車保険の売上高でも総売上高でも、国内トップの東京海上日動と、2位の損保ジャパンです。

この2つの代理店型自動車保険を徹底比較します。

損保ジャパンとソニー損保、安全性信頼性が高いのはどちらですか?

損保業界を牽引する2社です。この両社の比較は、頂上対決です。

下図は、2021年3月末時点での、損害保険会社上位10社の売上高(正味収入保険料)を表しています。

損害保険会社、売上高(正味収入保険料)上位10社のグラフ

損保ジャパンと東京海上日動の2社は、飛び抜けています。

上のグラフは総売上高を表していますが、自動車保険の売上高でも、この2社が他を突き放しています。

売上高を厳密に比較すると東京海上日動優勢ですが、安心感という意味では差がありません。

損保ジャパン 東京海上日動

2つの損保会社の歴史、企業規模、売上高などを比較しました。

2020年度末のデータです。金額は、正味収入保険料です。

損保ジャパン 東京海上日動
創業 1888年
(明治21年)
1879年
(明治12年)
営業部・支店数 125 127
従業員数 23,447人 17,176人
自動車保険売上 10,898億 11,053億
総売上 21,414億 22,613億
ソルベンシー・マージン比率 703.5% 825.9%

2014年に、日本興亜損保と合併した損保ジャパンが、東京海上日動をかわして首位に立ちました。

その後、東京海上日動がジワジワと追い上げ、2018年度末に再逆転して現在に至ります。

最近は、東京海上日動に勢いを感じます。

損保ジャパンと東京海上日動の自動車保険の補償内容は、どちらが優れていますか?

補償の基本部分は、似通っています。しかし、細部を見ると、損保ジャパンの方が手厚いです。

自動車保険は、自賠責保険(強制保険)と一体となって、ドライバーや同乗者を守ります。民間企業の商品ですが、高い公共性を持っています。

そのために、どの自動車保険を選んでも、基本の仕組みは共通しています。致命的に欠けているものはありません。違いがあるのは、プラスアルファの補償・特約です。

この2社の比較では、損保ジャパンがわずかに勝りました。

損保ジャパン 東京海上日動

保険の種類ごとに、2つの自動車保険を比較しました。

対人賠償保険 損保ジャパン 東京海上日動
損保ジャパンは、臨時費用として15万円が上乗せされる(対人臨時費用保険金)。
対物賠償保険 損保ジャパン 東京海上日動
対物賠償保険の補償内容に差はない。
人身傷害保険 損保ジャパン 東京海上日動
両社とも、治療費や逸失利益などの補償に加えて、入院が長引いたときの定額給付を標準装備。また、入院中の諸費用をまかなう特約がある。
車両保険 損保ジャパン 東京海上日動
自動セットか任意かの取り扱いに違いはあるものの、両社とも同レベルの補償が提供されている。
ロードサービス 損保ジャパン 東京海上日動
東京海上日動の方が、無料対応の範囲はやや広い。
その他の補償・サービス 損保ジャパン 東京海上日動
どちらにも専用ドライブレコーダーによるサービスがあるが、損保ジャパンには現場急行サービスが付いている。
総合 損保ジャパン 東京海上日動
大きな違いはないが、細かい点で損保ジャパンがやや優勢。

2社の事故対応は、どちらが好評ですか?

事故対応の評判は、損保ジャパンも悪くありませんが、東京海上日動が優勢です。

自動車保険では、事故が起こってから、損害保険会社が調査や示談交渉をおこなって、保険金額が決まり、支払われます。

そのスムーズさや迅速さに、損害保険会社の実力の差が出ます。

両社の比較では東京海上日動が優勢です。

損保ジャパン 東京海上日動

事故対応の評判を知るには、公正な顧客満足度調査と苦情件数が参考になります。

オリコン顧客満足度ランキング 損保ジャパン 東京海上日動
オリコン事故対応ランキング2021年版によると、東京海上日動は4位、損保ジャパンは5位でした。
価格.com事故対応満足度ランキング 損保ジャパン 東京海上日動
価格.com事故対応ランキング2021年版によると、東京海上日動は7位、損保ジャパンは8位でした。
J.D.パワー事故対応満足度調査 損保ジャパン 東京海上日動
J.D.パワー事故対応満足度調査2020年版によると、東京海上日動は4位、損保ジャパンは1位でした。
苦情件数(日本損害保険協会受付分) 損保ジャパン 東京海上日動
2020年度の2社の苦情件数を、それぞれの売上高を踏まえて比較したところ、東京海上日動のほうが苦情は少ない。
総合 損保ジャパン 東京海上日動
差は小さいが、東京海上日動の評判の方が優勢。

3勝1敗で東京海上日動の勝ちとしましたが、オリコンと価格.comのランキングでは順位が近いだけでなく、獲得ポイント数も僅差でした。

勝敗数ほどの差はないという印象です。

なお、両社の口コミ情報は、損保ジャパンの評判・口コミ東京海上日動の評判・口コミをご覧ください。

損保ジャパンも東京海上日動も代理店型自動車保険ですが、保険料はどちらが割安ですか?

保険料の差は大きくありませんが、損保ジャパンの方が割安感が高いです。

7パターンの年齢と等級の組み合わせで保険料を比較したのが、下のグラフです。

なお、両社の補償内容をできるだけ同じにしましたが、自動セットされている特約等に違いがあります。

損保ジャパンと東京海上日動上の自動車保険の保険料比較

5パターンで、損保ジャパンの方が安くなりました。そして、残る2パターンはほとんど同じです。

大きな差はないものの、損保ジャパンが安くなる可能性のほうが高いとは言えそうです。

損保ジャパン 東京海上日動

とくに60歳以上の方々は、必ずご自分の条件で見積もりを比較してください。

見積もり条件や補償内容次第で、結果が変わりそうです。

2つの自動車保険は一長一短ですが、あえて勝敗を決めると・・・

ここまで4項目で勝敗を判定しましたが、振り返ると下のようになります。

安全性、信頼性 損保ジャパン 東京海上日動
補償内容の充実 損保ジャパン 東京海上日動
事故対応の評判 損保ジャパン 東京海上日動
保険料の割安感 損保ジャパン 東京海上日動
総合 損保ジャパン 東京海上日動

4項目の判定結果は、2勝1敗で損保ジャパン優勢です。

【勝者】

損保ジャパンのロゴ
ここで比較できなかった重要項目が、代理店の品質です。これは、ご自分の目でご判断ください。

損保ジャパン、東京海上日動といっしょに検討した方が良い自動車保険はありますか?

代理店型自動車保険をご希望なら、三井住友海上も候補にどうぞ。

安心感を重視されるなら、損保ジャパンや東京海上日動と同じ大手損保に着目したいです。

三井住友海上

残る大手損保は、あいおいニッセイ同和と三井住友海上ですが、どちらかを選ぶなら三井住友海上です。

こちらのほうが、事故対応の評判が良いです。

ただし、補償内容や保険料は損保ジャパンや東京海上日動に近いので、レベルアップにはなりにくいです。

三井住友海上のロゴ

お勧めしにくい中堅損保

AIG損保、共和火災、日新火災などの中堅勢は、それぞれ魅力はありますが、お勧めしにくいです。

なぜなら、取り扱っている代理店の数が少ないからです。大手損保の10分の1、20分の1くらいです。

事故を起こしたとき以外は、代理店がわたしたちの窓口になります。代理店の品質や利便性にはこだわりたいです。

また、中堅各社は、大手と比べて保険料が安いとも言えません

ダイレクト(ネット通販)型に切りかえて、保険料を大幅に安くするならこちらをおすすめします。

次の4つの自動車保険です。

いずれも、大手企業グループのダイレクト(ネット通販)損保です。

    イーデザイン損保のロゴ セゾン自動車火災のロゴ ソニー損保のロゴ 三井ダイレクト損保のロゴ

例として、東京海上日動と、同じ東京海上グループのイーデザイン損保の保険料比較をご覧ください。

東京海上日動とイーデザイン損保の自動車保険の保険料比較グラフ

ダイレクト型自動車保険を選ぶと、保険料を確実に安くできます。

ちなみに、イーデザイン損保の保険料は、ダイレクト(ネット通販)損保の平均的な水準です。

以下で、おすすめしている商品の特徴を説明しています。

イーデザイン損保

東京海上日動系列のダイレクト(ネット通販)型損保が、イーデザイン損保です。

特徴をまとめると、次のようになります。

  • 東京海上グループのサービスネットワークを利用できる。
  • 保険料は、ダイレクト(ネット通販)型の平均的な水準。
  • 事故現場急行サービス(要請すると、警備員が事故現場に駆けつけてサポートしてくれる)を、加入者全員に無料で提供。

セゾン自動車火災

損保ジャパン系列のダイレクト(ネット通販)損保が、セゾン自動車火災です。

同社の主力商品は『おとなの自動車保険』です。

特徴をまとめると、次のようになります。

  • SOMPOグループのサービスネットワークを利用できる。
  • 保険料は、ダイレクト(ネット通販)型の平均的な水準。ただし10〜20代は高額。
  • 事故現場急行サービス(要請すると、警備員が事故現場に駆けつけてサポートしてくれる)を、加入者全員に無料で提供。
  • ダイレクト(ネット通販)損保の中では、比較的に苦情が少ない。

ソニー損保

ソニー損保は、エレクトロニクス企業ソニー傘下の損保会社です。

ダイレクト(ネット通販)損保の売上高トップを独走しています。

特徴をまとめると、次のようになります。

  • ダイレクト型自動車保険売上高トップを独走。市場での高い支持。
  • 保険料は、ダイレクト(ネット通販)型では最も高い水準(代理店型より安い)。
  • 事故現場急行サービス(要請すると、警備員が事故現場に駆けつけてサポートしてくれる)を、加入者全員に無料で提供。
  • ダイレクト(ネット通販)損保の中では、最も苦情が少ない。

三井ダイレクト損保

MS&ADインシュアランスグループのダイレクト(ネット通販)損保。

特徴をまとめると、次のようになります。

  • MS&ADインシュアランスグループのサービスネットワークを利用できる。
  • 保険料は、ダイレクト(ネット通販)型では平均的な水準。

自動車保険の無料一括見積りサービスはいくつかありますが、以下の理由で、こちらのサービスをおすすめします。

  • 1回入力すれば、複数の気になる自動車保険の見積りが、一気に作成されます。
  • 参加している保険会社数が多く、おすすめしたい自動車保険がすべて含まれています。
  • 『保険見直し本舗』(全国300店舗以上)を展開する株式会社ウェブクルーによるサービスなので、安心感がある。
  • サイトの利用はもちろん無料。
  • サイトは使いやすく、各損害保険会社とのつながりはスムーズ。

自動車保険サイトの1社分の情報を入力すると、おもな自動車保険の保険料が図のように一覧表示されます。

その後、個々の自動車保険のホームページに移動して、さらに条件を変えて、試算をやり直すこともできます。

このサイトの利用者を対象としたアンケート調査によると、月々の保険料が平均して約25,000円安くなったそうです。

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