アクサダイレクトの自動車保険の、補償、保険料、評判、競合などをご案内します。

アクサダイレクトは、フランスに拠点を置く、世界的保険グループの日本法人です。

日本国内での営業実績は20年を超え、ダイレクト(ネット通販)型損保の中で、第2位の売上高です。

このページでは、アクサダイレクトの自動車保険について、以下の内容をご案内します。

アクサダイレクト(アクサ損保)とはどんな会社なのですか?

アクサダイレクトの母体、AXAグループは、世界有数の保険会社です。

アクサダイレクト=アクサ損害保険株式会社は、世界に展開する保険グループ、AXAグループの会社です。

世界で最も読まれているビジネス誌『フォーチュン』による、2018年の世界の保険会社(生損保を合わせて)の収入トップ10は以下の通りでした。

順位 保険会社(グループ)
1位 バークシャー・ハサウェイ 米国
2位 アクサ(AXA) フランス
3位 中国平安 中国
4位 アリアンツ ドイツ
5位 中国人寿保険 中国
6位 かんぽ生命 日本
7位 プルデンシャル イギリス
8位 ゼネラリ イタリア
9位 ステートファーム 米国
10位 中国人民保険 中国

AXAグループは、世界第2位の巨大企業です。日本の大手損保を上回っています。

日本の市場では、1999年7月より日本で営業を開始。2018年度末の実績で、自動車保険の売上高はダイレクト(ネット通販)型で2位につけています。

下図は、自動車保険の売上高(正味収入保険料)の推移を表しています。

自動車保険の売上高(正味収入保険料)の推移

トップのソニー損保は遠いものの、単独2位につけています。

アクサダイレクトの自動車保険の、補償内容のメリット・デメリットを教えてください。

ダイレクト(ネット通販)型としては、充実補償型の自動車保険です。

ダイレクト(ネット通販)型自動車保険は、代理店型に比べて保険料の安さが魅力です。

そんなダイレクト(ネット通販)型にも、保障をシンプルにして保険料の安さを追求するタイプと、保険料が多少高くなっても補償を充実させるタイプに分かれます。

アクサダイレクトの自動車保険は、後者のタイプです。

ダイレクト(ネット通販)型の他社と比べて、手厚く見える部分を以下にまとめました。

対人賠償保険
損害賠償金は当然出ます。さらに以下の費用も出ます。
  • 対人臨時費用(見舞や香典代)
  • その他の費用(示談交渉費用など)
対物賠償保険
損害賠償金は当然出ます。さらに以下の費用も出ます。
  • その他の費用(示談交渉費用など)
人身傷害補償特約
治療費・休業補償・慰謝料が出る他、以下の費用も出ます。
  • 後遺障害の介護料
  • 重度後遺障害のとき保険金が増額(最大2倍)
車両保険
車の修理代の他に、以下のお金が出ます。
  • 全損のときに、保険金割増し。
  • 車の運搬・引取費用。
  • 車内の身の回り品の補償。
  • 損害を回復するための必須の費用。
ロードサービス
以下の点が、他社より手厚くなっています。
  • 修理完了後の車の搬送または引取費用。
  • ペット宿泊費用。

自動車保険には、自賠責保険(強制保険)と連携して、自動車事故の被害者や当事者を守るという、社会的な役割があります。

そのため、基本の仕組みは業界内で統一されています。商品内容の差異は、おもにプラスαの補償・サービスに表れます

アクサダイレクトは、上表のとおり、それぞれの補償・サービスをきめ細かく補強しています。

アクサダイレクトの自動車保険は、厚い補償が特徴なのですね。

アクサダイレクトの自動車保険の保険料は、他のダイレクト(ネット通販)型と比べてどうですか?

補償が厚い分、アクサダイレクトの保険料は、ダイレクト(ネット通販)型の中では、高めです。

アクサダイレクトの自動車保険は、補償が手厚くなっている分、ダイレクト(ネット通販)型の中で保険料は高めです。

以下で、普通自動車と軽自動車の保険料を、相場と比較しました。

普通自動車の保険料

アクサダイレクトの保険料を、8パターンの年齢と等級で見積もりシミュレーションし、代理店型とダイレクト(ネット通販)型の相場(平均)と比べました。

アクサダイレクトの保険料を相場と比較(普通自動車)

アクサダイレクトは、すべてのパターンで、代理店型の相場より安く、そしてダイレクト型の相場より高くなりました。

軽自動車の保険料

軽自動車の保険料も、上と同じ方法で相場と比較しました。

アクサダイレクトの保険料を相場と比較(軽自動車)

8パターンのうち1パターンだけ、ダイレクト型の相場より安くなりました。

とは言え、全体的には、ダイレクト型の相場より高くなっています。

アクサダイレクトは、ダイレクト型自動車保険の中では、保険料が少々高めです。

アクサダイレクトの、事故対応の評判やランキングでの順位はどうですか?

アクサダイレクトの評判や顧客満足度を、3つの角度から調べました。

自動車保険の中身を評価するときに、補償内容と並んで気になるのが、事故対応等サービスの品質です。パンフレットなどで約束された補償やサービスが、どのくらいスムーズに速やかに実現されているのでしょうか!?

と言っても、サービスの品質を正確に把握するのは難しいです。このサイトでは、中立的で客観的な判断材料として、以下の3つを参考にしています。

  • 過去3年の販売実績の伸び。
  • 売り上げに対する苦情件数
  • 中立的な調査機関による口コミ

ダイレクト(ネット通販)型損保会社の、過去3年の売上高の伸びを比較しました。

自動車保険は1年更新なので、不満があれば、簡単に他社に移ることができます。

とくに、現在ダイレクト型自動車保険に入っている人は、良い商品オトクな商品が見つかれば、乗り換えることに躊躇しないでしょう。

とすると、ダイレクト(ネット通販)型自動車保険の販売実績は、消費者の満足度をかなりストレートに反映していると考えられます

そこで、おもなダイレクト(ネット販売)型損保会社の、過去3年間(2015年度⇒2018年度)の自動車保険の売り上げ(元受正味保険料)の伸びをランキングにしました。

1位 ソニー損保 174億円
2位 セゾン自動車火災 145億円
3位 イーデザイン損保 91億円
4位 SBI損保 71億円
5位 アクサダイレクト 39億円
6位 チューリッヒ保険 38億円
7位 三井ダイレクト損保 1億円
8位 セコム損保 0.5億円

アクサダイレクトは、売上高の大きさではダイレクト型2位でしたが、過去3年の増加額では5位です。

売上高は増えているので、不満より満足のほうが上回っているのでしょうが、大好評というほどではなさそうですね・・・

ダイレクト(ネット通販)型損保の、売り上げに対する苦情件数の多さを比較しました。

日本損害保険協会は、会員の損害保険会社別に、苦情(お客様の声)件数を公表しています。

協会が受け付けた件数と、損保各社が受け付けた件数とが公表されていますが、後者は参考になりません。

というのは、件数カウントの基準が、損保会社によって異なっているようだからです。

そこで、協会が受け付けた件数をもとに、各社の売上高に対する苦情件数の多寡(=苦情発生率)を、ランキングにしました。

順位が低いほど、苦情が多い会社です。

1位 セゾン自動車火災
2位 三井ダイレクト損保
3位 アクサダイレクト
4位 ソニー損保
5位 イーデザイン損保
6位 SBI損保

アクサダイレクトは6社中3番目と、平均レベルです。

苦情が少ないから顧客満足度が高いとは言い切れませんが、少なくとも、協会にクレームがいくような、深刻なトラブルは多くないようです。

セコム損保とチューリッヒ保険は、ランキングから外しています。

セコム損保は、売上に占める自動車保険の割合が低く、自動車保険を主力商品とする、他のダイレクト(ネット通販)型損保とは異質なので、外しました。

また、チューリッヒ保険は日本損害保険協会の会員ではないため、データがありません。

中立的な調査機関による3つの顧客満足度ランキングをご覧ください。

マーケティング調査会社が実施している顧客満足度調査がいくつかあります。

上の2つと違って、顧客満足度を直接調べたものなので、その点では有力な情報です。

ただし、客観性の高い上の2つの情報と違い、ネットの口コミ情報には、自演や組織票などの不正がつきものです。

そっくりそのまま信用するのは危険です。

事故対応についてのアクサダイレクトの評判をご案内します。

J.D.パワー顧客満足度ランキング

米国に本拠を置く、マーケティング調査会社J.D.パワーは、毎年『事故対応満足度調査』を実施し、結果を公表しています。

アクサダイレクトの、過去3年間の評価は、以下の通りです。

調査年 事故対応
2019年 9位 / 12社
2018年 11位 / 12社
2017年 9位 / 12社

この種の調査では、アンケートの回答数が一定数を下回った会社には、順位がつきません。

個人向けに自動車保険を販売している損保会社は20社ありますが(2020年6月現在)、このランキングに登場するのはその半分くらいです。

アクサダイレクトは、ランキングに登場する損保会社の中では、下位に位置しています。

この順位だと、国内で大きなシェアを持つ大手損保4社(損保ジャパン、東京海上日動、三井住友海上、あいおいニッセイ同和)より低いです。

オリコン顧客満足度ランキング

様々な分野のランキングを発表しているオリコンは、自動車保険のランキングも、毎年発表しています。

オリコンのランキングは、項目数が多いのが特徴です。ここでは、事故対応に関連する3部門の、2020年ランキングでの順位をご覧いただきます。

部門 順位
事故対応(初期対応) 9位
調査・認定結果 5位
受取額・支払いスピード 7位

3部門とも、10位までが公表されます。

アクサダイレクトの順位は、このランキングでは、大手損保と同じくらいの、まずまず良好な順位です。

価格ドットコム顧客満足度ランキング

価格ドットコムでも、自動車保険の顧客満足度ランキングが、毎年発表されています。

アクサダイレクトの、過去3年間の順位は、以下の通りです。

調査年 事故対応
2020年 圏外
2019年 圏外
2018年 9位

このランキングでは、10位までが公表されます。10位より下は圏外になります(順位がつきません)。

アクサダイレクトは、3年のうち2年は圏外で、唯一順位がついた年も9位でした。

好評ではなさそうですが、情報が少ないので、どう評価されているかは、わかりません

3つのランキングを見る限り、アクサダイレクトの事故対応は「大手損保に近いけれど、やや低い」といったところでしょうか。

保険料は、代理店型の大手損保より安くなるので、それとのバランスでご判断ください。

なお、アクサダイレクトの事故対応や顧客対応についての、利用者による口コミ情報を、具体的に知りたい方は、アクサダイレクトの評判・口コミをご覧ください。

アクサダイレクトは、加入者の口コミ情報を、自社のウェブサイトで公開しています。

アクサダイレクトは、サービスの品質向上にも、またそのアピールにも力を入れています。同社のウェブサイトにいくと、膨大な数のお客さまからの評価 を閲覧できます。

過去1年分の評価をもとに、個別のコメントと、投稿者の満足度の5段階評価とを公表しています。

下は、2020年6月某日の5段階評価の集計です。

アクサダイレクトの自社調べ顧客満足度

「とても満足(5つ星)」と「満足(4つ星)」を合わせると、全体の77.3%になります。

これに、「普通(3つ星)」を足すと、91.0%になります。

まとめると、次のようになります。

  • 満足してる人の割合 79.3%
  • 不満がない人の割合 91.0%

自社調べの顧客満足度は、損保会社によって調査方法や集計方法に違いがあるので、数字をそのまま比較しても、正確な判定はできないかもしれません。

アクサダイレクトと比べた方がよい自動車保険には、何がありますか?

アクサダイレクトと同じ、ダイレクト(ネット通販)型の中での充実タイプは、こちらの商品です。

ダイレクト(ネット通販)型自動車保険は、保険料の安さを優先する商品と、補償を充実させなが保険料を割安に設定する商品とに分けられます。もちろん、アクサダイレクトは後者です。

同じタイプの競合商品には、以下があります。

  • セゾン自動車火災
  • ソニー損保
  • チューリッヒ保険『スーパー自動車保険』

セゾン自動車火災は

『おとなの自動車保険』が主力商品です。

商品名から想像されるとおり、40〜50代をメインターゲットとしています。この年代の保険料は、他の年代と比べて安く設定されています。

とりわけ、運転する若い子どもが同居する世帯の保険料は割安です。

ただし、10〜20代の保険料は、は代理店型並に高いので要注意です。

大手損保、損保ジャパンのグループ企業という安心感もあります。

ソニー損保は

事故対応の評判の高さが、おすすめのポイントです。

上でご案内したランキングでは、代理店型、ダイレクト(ネット通販)型をひっくるめて、事故対応でトップクラスの評判をとっています。

高い品質が評価されてのことか、ダイレクト(ネット通販)型損保の売上高トップを、ここ数年独走しています

日本を代表するソニーのグループ会社というのも心強いです。

チューリッヒ保険は

アクサダイレクトと同じ外資系です。

チューリッヒ保険の魅力は、盛りだくさんな補償・サービスのわりに、保険料が安く設定されている点です。

また、ここ2〜3年は、上でご案内したランキングでの評判も、目に見えて向上しています。

ダイレクト(ネット通販)型は、実際に見積もりしないと、どれがオトクか決められません!

ダイレクト(ネット通販)型自動車保険の間では、保険料が接近しています。

また、各社ともリスク細分の考え方で保険料を決めているため、見積もり条件によって、価格競争力が変動します。

ご自身の条件設定で見積もりを作成し、実際の金額を比較して、決断してください。

自動車保険の無料一括見積りサービスはいくつかありますが、以下の理由で、こちらのサービスをおすすめします。

  • 1回入力すれば、複数の気になる自動車保険の見積りが、一気に作成されます。
  • 参加している保険会社数が多く、おすすめしたい自動車保険がすべて含まれています。
  • 『保険見直し本舗』(全国300店舗以上)を展開する株式会社ウェブクルーによるサービスなので、安心感がある。
  • サイトの利用はもちろん無料。
  • サイトは使いやすく、各損害保険会社とのつながりはスムーズ。

自動車保険サイトの1社分の情報を入力すると、おもな自動車保険の保険料が図のように一覧表示されます。

その後、個々の自動車保険のホームページに移動して、さらに条件を変えて、試算をやり直すこともできます。

このサイトの利用者を対象としたアンケート調査によると、月々の保険料が平均して約25,000円安くなったそうです。

アクサダイレクトの自動車保険についてのよくある疑問に、Q&A形式でお答えします。

申し込み、継続、解約などの手続きは、ネットでも電話でもできるのですか?

申し込みの手続き

インターネット(同社のウェブサイト)、または電話にてできます。

電話申し込みのときは、申込書を郵送でやり取りすることもあります。

電話申し込みを選ぶと、最大2万円のインターネット割引を受けられないので、極力ネットで申し込むことをおすすめします。

継続の手続き

アクサダイレクトのウェブサイトでログインすると、継続(更新)の手続きが可能です。

ちなみに、継続手続きの案内は、郵送で2ヶ月ほど前に届きます。

もし、期日を過ぎてから手続きするときは、ウェブサイトではできません。電話対応になります。

解約の手続き

解約の受け付けは電話のみです。

自動車保険で、バイクや自転車の補償もできますか?どうすれば良いですか?

アクサダイレクトの自動車保険なら、どちらも補償できます。

バイクの補償

ファミリーバイク特約を付加すると、補償を受けられますが、対象は原動機付自転車に限られます。それ以外のバイクは、バイク保険の加入をご検討ください。

原動機自転車とは、❶総排気量が125cc以下または定格出力が1.00キロワット以下の二輪車、❷排気量が50cc以下または定格出力が0.6キロワット以下の三輪以上の車両、のいずれかです。

補償内容は、下のようになります。

  • 対人賠償保険
  • 対物賠償保険
  • 自損傷害事故

保険金の種類や保険金額は主契約(自動車の補償)と同じです。

なお、補償される人の範囲は、❶記名被保険者、❷その配偶者、❸同居の親族、❹別居の未婚の子、です。

自転車の補償

自転車の補償は、日常生活賠償責任保険特約人身傷害補償特約との組み合わせで可能です。

日常生活賠償責任保険特約

この特約があると、自転車事故に限らず、日常生活に起因する偶然の事故で、他人に損害を与えたときに、損害賠償できます。

この特約は「アクサ安心プラス」という特約パッケージに含まれており、単体で付加することはできません。

このように、自転車事故以外の補償もいっしょについてくるので、ご注意ください。

人身傷害補償特約

この特約自体は、自動車の運転者や同乗者が死傷したときの補償です(死亡保険金や治療費が出ます)。

ただし、補償される事故の範囲を最大に指定すると、こちらが自転車運転中の自動車事故も、補償されます。

あくまでも、相手が自動車の事故に限られます。相手が人や自転車のときは、お金は出ません。

アクサダイレクトのロードサービスの特徴は?

同社のロードサービスは、全体としては手厚いです。

自動車保険のロードサービスは、どれもサービスメニューは似通っています。

違いが出やすいのは、次の点です。

  • レッカー搬送で、無料で搬送してくれる距離。
  • 現場応急対応で、無料対応してくれる作業の範囲。
  • 出先で走行できなくなったときの、宿泊費用、帰宅費用などの補償。

アクサダイレクトの場合、無料でレッカー搬送する距離は35kmまでと短めです。

一方、現場応急対応は、他社を見ると、30分程度の作業まで無料というのが多いですが、アクサダイレクト損保は時間による制限がありません。

この点は、競合他社より手厚いと言えそうです。

また、出先で車が故障したときの、宿泊費用や帰宅費用も補償されます。ペットを連れていた場合、ペットホテル代も補償されます。

全体としては、業界内でも手厚いサービス内容と言えそうです。

アクサダイレクトのCMに出演している俳優さんは誰ですか?

2017年から、岡田将生さんがイメージキャラクターを務めています。

アクサダイレクトのようなダイレクト型損保は、売上に直結するので、広告宣伝に熱心な会社が多いです。

2017年から、アクサダイレクトのイメージキャラクターを務めているのが、俳優の岡田将生さんです。

こちらは2017〜2018年に流されていた「僕が選んだアクサダイレクト」篇です。

続いて、2019年にオンエアされていた「天体観測」篇。

そして、2020年は「家族の思い出」篇です。

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