あいおいニッセイ同和とはどんな会社なのですか?

あいおいニッセイ同和は、三大損保グループの一角、MS&ADインシュアランス・グループの、中核企業です。

あいおいニッセイ同和は、三井住友海上とともに、三大損保グループの一角、MS&ADインシュアランス・グループを率いています。

三大損保グループは、国内で大きなシェアを握っています。

2017年度末の各損保グループの市場シェアを整理したのが下図です。

損保業界のシェア

ちなみに、SOMPOグループを率いるのは、損保ジャパンです。

ご覧のように、グループ毎のシェアを比べると、MS&ADインシュアランス・グループがトップです。

一方、個々の損保会社の売上高(正味収入保険料)を比較すると、あいおいニッセイ同和は第四位です。

下のグラフは、2018年度末の、損保会社売上高トップ10です。

損害保険会社、2018年度売上上位10社(正味収入保険料)

トップ4社と、それ以外との間に、決定的な差があることが、分かります。

あいおいニッセイ同和は、トップ4社の中では劣勢ですが、国内有数の損保会社です。

あいおいニッセイ同和の自動車保険を、同業他社と比較したときの、強み・弱みを教えてください。

あいおいニッセイ同和の自動車保険について、同業他社と比較しての印象をまとめると以下のようになります。

★★★★が満点。★★は、他に魅力があるなら許せるかもしれないレベル。は、おすすめできないレベル。

補償の充実度 ★★★★
保険料の安さ
事故対応の評判 ★★
設計の柔軟性 ★★

なお、「補償の充実度」は

損保会社間で差がつきにくいです。

というのは、自動車保険の補償の仕組みは、業界内で統一されています。基本的な補償は、損保会社の間で共通しています。

損保会社によって、補償内容の違いが出るのは、付加的な補償・サービスです。

個別のニーズによっては(長距離ドライブをよくするとか、限りなくシンプルな補償にしたいとか・・・)、優劣の差がつきます。

あいおいニッセイ同和の保険料は、代理店型の割高な料金設定です。代理店型としては、平均的な価格です。

いろいろと見積もり条件を変えて試算した印象では、あいおいニッセイ同和の保険料は、ダイレクト(ネット通販)型よりはかなり割高で、代理店型としては、平均的な価格設定になっています。

車両保険を付けたときの保険料

車両保険を付けたときの、あいおいニッセイ同和の保険料を、代理店型とダイレクト(ネット通販)型の、それぞれの平均と比べました。

26歳7等級 代理店型
平均
141,385円
通販型
平均
100,670円
あいおい
ニッセイ同和
139,980円
35歳10等級 代理店型
平均
97,445円
通販型
平均
65,428円
あいおい
ニッセイ同和
96,500円
45歳14等級 代理店型
平均
88,293円
通販型
平均
59,726円
あいおい
ニッセイ同和
86,140円
55歳19等級 代理店型
平均
81,178円
通販型
平均
53,111円
あいおい
ニッセイ同和
80,370円

代理店型の平均は、国内大手4社(あいおいニッセイ同和、損保ジャパン、東京海上日動、三井住友海上)の保険料をもとに、ダイレクト(ネット通販)型の平均は、主要9社の保険料をもとにしました。

できるだけ、見積もり条件を同じにして、算出しました。

価格の傾向が分かりやすくなるように、上表をグラフにしました。

あいおいニッセイ同和の保険料(車両保険あり)

あいおいニッセイ同和は、見積もりした全パターンで、代理店型平均より安くなっていますが、その差はわずかです。

代理店型としては、平均的な料金設定と言えそうです。

車両保険を付けないときの保険料

車両保険を付けないときの、保険料比較をご覧ください。比較の方法は、上と同じです。

26歳7等級 代理店型
平均
76,183円
通販型
平均
54,983円
あいおい
ニッセイ同和
75,740円
35歳10等級 代理店型
平均
53,628円
通販型
平均
35,410円
あいおい
ニッセイ同和
54,410円
45歳14等級 代理店型
平均
48,588円
通販型
平均
31,815円
あいおい
ニッセイ同和
48,970円
55歳19等級 代理店型
平均
44,505円
通販型
平均
28,026円
あいおい
ニッセイ同和
44,420円

こちらでも、上表をグラフにしました。

あいおいニッセイ同和の保険料(車両保険なし)

車両保険を外すと、あいおいニッセイ同和の保険料は、いっそう代理店型の平均に近くなっています。

高い保険料に見合う、補償や事故対応力があるのかが、ポイントです。

あいおいニッセイ同和の事故対応の評判は、良好ではありません。

自動車保険は、補償内容の差がつきにくいので、各社の事故対応力が、商品の品質を大きく左右します。

事故対応の評判を知るには、公正なアンケート調査が、一番参考になります。

このサイトでは、J.D.パワーとオリコンの、顧客満足度調査を参考にしています。

あいおいニッセイ同和の最近の結果は、以下の通りです。

J.D.パワー顧客満足度ランキング

米国に本拠を置く、マーケティング調査会社J.D.パワーは、毎年『自動車保険事故対応満足度調査』を実施し、結果を公表しています。

以下が、直近3年分のランキングです。

赤字がダイレクト(ネット通販)型、青字が代理店型の損害保険会社です。

会社名 2019年 2018年 2017年
ソニー損保 1位 1位 3位
イーデザイン損保 2位 5位 5位
損保ジャパン 3位 4位 4位
東京海上日動 4位 2位 2位
セゾン自動車火災 5位 5位 6位
三井住友海上 6位 7位 6位
AIG損保(旧富士火災) 7位 3位 8位
あいおいニッセイ同和 8位 9位 11位
アクサダイレクト 9位 11位 9位
チューリッヒ保険 10位 8位 1位
三井ダイレクト損保 11位 10位 10位
SBI損保 12位 12位 12位

2019年現在、一般家庭向けに自動車保険を販売している損保会社は20社あります。

しかし、この種の調査では、回答数が一定数に達しない損保会社は、正確に分析できないため、対象外になります。

あいおいニッセイ同和は、大手4社(他に、損保ジャパン、東京海上日動、三井住友海上)の中では、3年とも最も低い順位です。

国内有数の損保会社としては、物足りない評価です。

オリコン顧客満足度ランキング

様々な分野のランキングを発表しているオリコンは、自動車保険のランキングも、毎年発表しています。

オリコンのランキングは、項目数が多いのが特徴です。ここでは、事故対応力にかかわる項目に絞って、あいおいニッセイ同和の順位を引用します。

なお、順位が公表されるのは10位までです。それより下は、圏外になります。

事故対応 調査・
認定結果
受取額・
スピード
2019年 圏外 圏外 圏外
2018年 圏外 圏外 圏外
2017年 圏外 圏外 圏外

あいおいニッセイ同和は、オリコンのランキングでも不評のようです。

過去3年間の全部門で、トップ10圏外に沈んでいます。

実は、オリコンのランキングは、ダイレクト(ネット通販)型に有利になりやすい傾向がありました。

不自然なくらい、上位にダイレクト(ネット通販)型損保が並んでいました。

それが、理由はわかりませんが、2019年のランキングでは、複数の代理店型が上位に食い込み、様相が変わりました。

しかし、それでもあいおいニッセイ同和は3部門とも圏外です。

あいおいニッセイ同和の事故対応についての口コミ情報

あいおいニッセイ同和の事故対応や顧客対応についての、利用者による口コミ情報を、具体的に知りたい方は、あいおいニッセイ同和の評判・口コミをご覧ください。

保険料が高くて、事故対応の評判は悪い。到底おすすめできません。

あいおいニッセイ同和の、プラン設計の柔軟性は低いです。自動セットされる補償が多いです。

自動車保険の補償のうち、対人賠償保険と対物賠償保険は必須ですが、その他は加入者のニーズによります。だから、加入者ができるだけ自由に選べる仕組みになっている方が、ムダがありません。

しかし、実際には、多くの自動車保険が、複数の補償・サービスを自動セットとしています。

こちらにとって不要な補償・サービスが自動セットされていると、保険料をムダに負担させられることになります。

加入する前に、中身をしっかりチェックしなければなりません。

あいおいニッセイ同和の自動車保険に自動セットされる補償・サービスのうち、要否を特にチェックしてほしいのが、次の項目です。

  • 対人臨時費用特約
  • 対歩行者等傷害特約
  • 対物超過修理費用特約
  • 人身傷害保険
  • 人身傷害自立支援費用特約

これらは、他社の自動車保険では、提供されていなかったり、加入者が任意で選べるようになっています。

自動セットされる項目がこれだけ多いと、プラン設計の柔軟性は低い、と言わざるを得ません。

あいおいニッセイ同和といっしょに検討した方が良い自動車保険はありますか?

大手損保の代理店型自動車保険をご希望なら、東京海上日動、損保ジャパン、三井住友海上が競合です。

大手損保の代理店型自動車保険をご希望でしたら、このページですでに名前をあげている大手3社が競合します。

  • 東京海上日動
  • 損保ジャパン
  • 三井住友海上

三井住友海上は、同じMS&ADインシュアランス・グループですが、補償内容も事故対応の評判も、あいおいニッセイ同和とは異なります。

なお、代理店型自動車保険の加入にあたっては、代理店の存在が大切です。損保会社に相談すれば、最寄りの代理店を紹介してくれます。補償内容と保険料だけでなく、代理店への信頼感も判断材料にしてください。

あいおいニッセイ同和から、ダイレクト(ネット通販)型に切りかえて、グッと保険料を下げるなら、こちらをおすすめします。

ダイレクト(ネット通販)型自動車保険に切りかえて、グッと保険料を下げるなら、手始めに大手損保系列のダイレクト(ネット通販)型損保をおすすめします。

保険会社 特徴
イーデザイン損保
  • 東京海上グループのダイレクト(ネット通販)型損保。
  • 事故対応の評判は、とても良好。
  • ダイレクト(ネット通販)型の中で、平均的な料金設定。
セゾン自動車火災
  • 損保ジャパンの系列のダイレクト(ネット通販)型損保。
  • 事故対応の評判は、あいおいニッセイ同和より上。
  • 10〜20代は超割高。おすすめするのは30代半ば以降。
ソニー損保
  • ソニー・グループのダイレクト(ネット通販)型損保。
  • ダイレクト(ネット通販)型では、売上No.1。
  • 事故対応の評判は、とても良好。
  • ダイレクト(ネット通販)型としては、高めの料金設定。

以下で、それぞれについて補足説明します。

イーデザイン損保

東京海上日動系列のダイレクト(ネット通販)型損保が、イーデザイン損保です。

会社の規模はまだ小さいですが、定評ある東京海上グループのサービスネットワークを利用できる、という強みがあります。

実際、イーデザイン損保の事故対応の評判は、代理店型の大手損保に引けを取りません。

ランキングでは、あいおいニッセイ同和を寄せ付けません。

イーデザイン損保の保険料は、ダイレクト(ネット通販)型の平均に近い水準です。

当然、あいおいニッセイ同和より、大幅に安くできます。

また、同社は、事故現場に駆けつけて支援・代行するサービスを、全加入者に無料で提供しています。

ダイレクト(ネット通販)型は、補償が薄いというイメージをくつがえす、注目のサービスです。

セゾン自動車火災

東京海上日動のライバルである、損保ジャパン系列のダイレクト(ネット通販)型損保が、セゾン自動車火災です。

同社の主力商品は『おとなの自動車保険』です。

保険料は

代理店型よりは安いものの、かなりクセのある料金体系です。

10〜20代はかなり高額です。30代以降になって、ダイレクト(ネット通販)型の平均に近くなります。

それでも、ダイレクト(ネット通販)型平均より、高くなることが多いです。

例外は、運転する同居の子どもがいる世帯です。このケースでは、トップクラスに安くなります。

事故対応の評判は

おすすめの他の2社よりは、やや低いです。

それでも、あいおいニッセイ同和に比べると、評判は良いです。

事故現場に駆けつけて支援・代行するサービスを

セゾン自動車火災もやっています。

ソニー損保

ソニー損保は、ダイレクト(ネット通販)型損保の売上高トップを、ここ数年独走しています。

最高レベルの品質

その原動力は、代理店型、ダイレクト(ネット通販)型をひっくるめて、トップクラスの評価をされている、品質の高さでしょう。

自動車保険の品質そのものと言える事故対応でも、信頼できるマーケティング調査会社のランキングで、最高レベルの評価を獲得しています。

ランキングでは、あいおいニッセイ同和を圧倒する高評価です。

日本を代表するエレクトロニクス企業ソニーのグループ会社というのも心強いです。

ダイレクト型としては割高

ただし、保険料の料金設定は、ダイレクト(ネット通販)型としては高いです。

代理店型から乗り換えるのであれば、安く感じられるでしょうが、他のダイレクト(ネット通販)型と比べると、割高です。

事故現場駆けつけサービス

事故現場に駆けつけて支援・代行するサービスを、ソニー損保もやっています。

主な自動車保険の補償内容と保険料を比較するなら、一括見積りサービスがおすすめです。

近年では、損保各社のホームページに、使いやすい見積もり機能が提供されています。見積もりを集めるだけなら、時間をかければできそうです。

ただし、見積もりを比較するためには、損保各社の自動車保険の見積もり条件をそろえなければなりません。これがやっかいです。

各社の自動車保険の条件をそろえるには、それぞれの商品の特徴や独特の言葉遣いを理解できている必要があります。

何度か見積もりを作り直したあげくに、それでもちゃんとできているか自信を持てない、となりがちです。

その対策として、おそらくもっとも有効なのが、無料の一括見積サービスです。

1回(=1社分)だけ必要事項を入力すると、主な自動車保険の見積もりが、自動的に手元にそろいます。

入力の手間を省けるうえに、入力した内容をもとにすべての見積もりが作成されます。

自動車保険の無料一括見積りサービスはいくつかありますが、以下の理由で、こちらのサービスをおすすめします。

  • 1回入力すれば、複数の気になる自動車保険の見積りが、一気に作成されます。
  • 参加している保険会社数が多く、おすすめしたい自動車保険がすべて含まれています。
  • 『保険見直し本舗』(全国300店舗以上)を展開する株式会社ウェブクルーによるサービスなので、安心感がある。
  • サイトの利用はもちろん無料。
  • サイトは使いやすく、各損害保険会社とのつながりはスムーズ。

自動車保険サイトの1社分の情報を入力すると、おもな自動車保険の保険料が図のように一覧表示されます。

その後、個々の自動車保険のホームページに移動して、さらに条件を変えて、試算をやり直すこともできます。

このサイトの利用者を対象としたアンケート調査によると、月々の保険料が平均して約25,000円安くなったそうです。

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