イーデザイン損保とおとなの自動車保険(セゾン自動車火災)は、どちらも人気があるようですね。迷ってしまいます。

イーデザイン損保と『おとなの自動車保険』(セゾン自動車火災)とを、4つの角度から比較しました。その結果は・・・

自動車保険を選ぶ上で、特に重要と思われる4項目について、2つの自動車保険を比較しました。

補償の充実度 イーデザイン損保 セゾン自動車火災
長距離ドライブを好む方々には、イーデザイン損保が物足りないかも。しかし、それ以外の方々にとっては互角。
顧客満足度 イーデザイン損保 セゾン自動車火災
苦情件数が少なく、売上の伸びに勝るのはセゾン『おとなの自動車保険』。
事故対応の評判 イーデザイン損保 セゾン自動車火災
複数の顧客満足度ランキングで、イーデザイン損保のほうが好評。
割安感 イーデザイン損保 セゾン自動車火災
どちらもダイレクト(ネット通販)型の相場並み。若い世代はイーデザイン損保が、中高年層はセゾン『おとなの自動車保険』のほうが安くなりやすい。
総合 イーデザイン損保 セゾン自動車火災
見積もり条件やニーズによって、優劣が入れ替わるため、どちらが優れているとは一概に言えません。

片方が一方的に勝っているわけではありません。見積もりをして、ご自分に合う方をお選びください。




引き分け!

どんな人がイーデザイン損保や『おとなの自動車保険』(セゾン自動車火災)に向いているかを、整理しました。

それぞれの自動車保険に適した人の条件を下にまとめました。

イーデザイン損保 おとなの自動車保険
  • 日中に、日帰りできる距離を走行するのがほとんど。
  • 主に運転する人は10代〜40代である。
  • 人身傷害保険はいらない。
  • 事故現場急行サービスがほしい。
  • 長距離走行や夜間走行をたびたびやる。
  • 主に運転する人は40代以上である。
  • 補償内容を、できるだけ細かく指定したい。
  • 同居する子供も親の車を運転する。
  • 弁護士特約はいらない。
  • 事故現場急行サービスがほしい。

保険料の割安感については、一般的な傾向を書きましたが、見積もり条件によっては違う結果が出るかもしれません。

ご自身の見積もり条件で保険料シミュレーションをして、ご判断ください。

保険料の比較には一括見積もりサービス(無料)をおすすめします。

一回の入力で、おもな自動車保険の見積もりをまとめて比較できます。

2つの自動車保険を、より詳しく比較したい方は、下の記事をご覧ください。

2つの自動車保険について、4つの角度からの優劣判定をご覧いただきましたが、それぞれについて詳しくお知りになりたい方は、以下をご覧ください。

補償内容の充実度では、イーデザイン損保と『おとなの自動車保険』(セゾン自動車火災)の、どちらが優れていますか?

どちらも自動車保険としての基本機能は遜色ありません。ただし、特約・サービスでは『おとなの自動車保険』のほうが充実してます。

それぞれの自動車保険の補償内容を、おもな保険・サービスに分けて比較しました。

対人賠償保険 イーデザイン損保 セゾン自動車火災
イーデザイン損保は、対人賠償保険金に、対人臨時費用保険金が加算される。
対物賠償保険 イーデザイン損保 セゾン自動車火災
両社とも、ほとんど同じ補償内容。
人身傷害保険 イーデザイン損保 セゾン自動車火災
人身傷害保険本体は同等だが、特約はイーデザイン損保が充実。
車両保険 イーデザイン損保 セゾン自動車火災
補償内容は同レベルだが、セゾン『おとなの自動車保険』はきめ細かな設定が可能。
ロードサービス等 イーデザイン損保 セゾン自動車火災
長距離ドライブで使えるメニューは、イーデザイン損保のほうが薄い。
その他の特約等 イーデザイン損保 セゾン自動車火災
自転車事故の補償は、セゾン『おとなの自動車保険』のほうが充実。
総合 イーデザイン損保 セゾン自動車火災
日常の足として車を使う人にとっては互角。ただし、長距離ドライブを好む人には、セゾン『おとなの自動車保険』のほうが安心できる。

『おとなの自動車保険』は

競合他社が提供しているおもな補償を、一通り網羅しています。

イーデザイン損保は

弁護士特約や事故現場急行サービスを自動セットしているかと思ったら、他方でロードサービスのメニューが控えめだったりと、独自色が少しあります 。

もっとも、ほとんどの方々にとっては、イーデザイン損保の補償でも支障はないでしょう。

ちなみに、弁護士特約と事故現場急行サービスは、『おとなの自動車保険』にもあります。

また、事故現場急行サービスは、『おとなの自動車保険』にも自動セットされています。

加入している人の満足度は、イーデザイン損保と『おとなの自動車保険』(セゾン自動車火災)の、どちらが高いですか?

加入している人の満足度は、『おとなの自動車保険』(セゾン自動車火災)のほうが上です。

加入している人の満足度は、次の2つから、推定することができます。

  • 自動車保険の売上高の推移(満足している人が多いなら、売上は減らないはず)
  • 損害保険協会受付の苦情件数

2つの自動車保険を、この2つの角度から比較しました。

売上高の推移 イーデザイン損保 セゾン自動車火災
どちらも順調に伸ばしているが、より好調なのは『おとなの自動車保険』
苦情件数 イーデザイン損保 セゾン自動車火災
イーデザイン損保のほうが、苦情の発生率は高い。
総合 イーデザイン損保 セゾン自動車火災
イーデザイン損保も業界の中では優秀ですが、『おとなの自動車保険』は、その上を行っています。

比較した2項目について、補足説明します。

どちらも売上高を伸ばしていますが、より好評なのは『おとなの自動車保険』(セゾン自動車火災)のようです。

自動車保険は1年更新なので、不満を持った人は更新しないで他社に流れやすいです。

ということは、ここ数年の自動車保険の売上高を推移を見れば、顧客満足度がわかります。

下図は、イーデザイン損保とセゾン自動車火災の、過去4年間の売上高(元受正味保険料)の推移です。

イーデザイン損保とセゾン自動車火災の、過去4年間の売上高(元受正味保険料)の推移

両社とも右肩上がりに業績を伸ばしており、どちらも顧客満足度は高いようです。

ただ、比較すると、『おとなの自動車保険』のほうが伸び率は高いです。

損害保険協会が受け付けた苦情件数は、『おとなの自動車保険』(セゾン自動車火災)のほうが少ないです。

2019年度に、損害保険協会に寄せられた、2つの損害保険会社についての苦情件数は次のとおりでした。

イーデザイン損保 セゾン自動車火災
199件 236件

セゾン自動車火災のほうが件数は多いですが、だから苦情が起こりやすいとは言い切れません。

というのは、セゾン自動車火災の売上はイーデザイン損保の約1.37倍あるので、苦情件数も多くなりやすいからです。

そこで、売上高100億円あたりの苦情件数を計算したら、下のようになりました。

イーデザイン損保 セゾン自動車火災
62.8件 47.6件

こうして2つの会社の条件をそろえると、イーデザイン損保のほうが苦情が多いことがわかります。

加入している人たちの満足度が高いのは、『おとなの自動車保険』なのですね!

イーデザイン損保と『おとなの自動車保険』(セゾン自動車火災)の、事故対応の評判はどうなっていますか?

事故対応の評判は、イーデザイン損保が優位です。ただし、『おとなの自動車保険』(セゾン自動車火災)もまずまず良いです。

事故が起きたときの補償内容に、2つの自動車保険の違いはほとんどありません。

そうなると、事故対応サービスの品質(迅速さ、正確さ、わかりやすさ、安心感など)が決め手になりそうです。

事故対応の品質を知るには、実際に利用した方々の評判が参考になります。できれば、不特定多数の評判が望ましいです。

このサイトでは、毎年実施・公表されている、下の3つのランキングを参考にしています。

あわせて、当日初期対応の体制も比較しました。

交通事故での当日初期対応 イーデザイン損保 セゾン自動車火災
どちらも事故の連絡受付は24時間365日。セゾン自動車火災は20時以降に、受け付けた事故を翌日対応。イーデザイン損保は原則は24時間当日対応。
オリコン事故対応ランキング イーデザイン損保 セゾン自動車火災
オリコンのランキングでは、2020年版はセゾン『おとなの自動車保険』がわずかな差で上位、2019年版はイーデザイン損保が上でした。
価格ドットコム事故対応ランキング イーデザイン損保 セゾン自動車火災
価格ドットコムのランキングでは、2020年版、2019年版と2年続けて、イーデザイン損保のほうが上位でした。
J.D.パワー事故対応満足度調査 イーデザイン損保 セゾン自動車火災
J.D.パワーのランキングでは、2019年版はイーデザイン損保が上位、2019年版は同順位でした。
総合 イーデザイン損保 セゾン自動車火災
初期対応の時間帯でも、口コミ・ランキングでも、イーデザイン損保が優勢。

これら3つのランキングは、規模が大きく中立的に運営されています。

それでも、インターネット調査であるからには、自演やステマなどがないとは言い切れません。

実際、寄せられた口コミのコメントを読むと、怪しく思えることがあります・・・

そういう意味で、上の売上高や苦情件数に比べると信頼性は下がります。

保険料の割安感では、イーデザイン損保と『おとなの自動車保険』(セゾン自動車火災)の、どちらが有利ですか?

イーデザイン損保と『おとなの自動車保険』の保険料を、代理店型とダイレクト(ネット通販)型の相場と比較しました。

イーデザイン損保と『おとなの自動車保険』の保険料を、相場(おもな自動車保険の平均)と比較しました。

普通自動車と軽自動車とで、分けて比較しています(車両保険なしで見積もり)。

普通自動車の保険料

8パターンの年齢と等級の組み合わせで、保険料を比較しています。

また、保険料は月々の金額です。

イーデザイン損保と『おとなの自動車保険』(セゾン自動車火災)の保険料を相場と比較(普通車)

イーデザイン損保は

全体的にはダイレクト(ネット通販)型の相場に近いです。

ただし、8パターンのうち5パターンで、ダイレクト(ネット通販)型の相場より高くなりました。

とくに、40代以降のほうが高くなりやすいようです。

『おとなの自動車保険』は

まず、記名被保険者(主に運転する人)が20歳以下だと、インターネット申込できないので、これを見積もりから外しました。

21歳、26歳の保険料は、グラフのとおり高額です。

とくに21歳の保険料は代理店型より高くなりました。

ところが、35歳以降の5パターンでは、いずれもわずかずつですが、ダイレクト(ネット通販)型の相場より安くなりました。

『おとなの自動車保険』が、20歳以下のインターネット申込みを不可(=電話申込のみ)にしているのは、門前払いするためでしょう。

上のグラフのように、もともと若年層の保険料は高く設定されていますが、電話申込だと10000円のインターネット割引を受けられなず、もっと高くなります。

軽自動車の保険料

普通自動車と同じやり方で、軽自動車の保険料も比較しました。

イーデザイン損保と『おとなの自動車保険』(セゾン自動車火災)の保険料を相場と比較(軽自動車)

イーデザイン損保は

比較した全パターンで、ダイレクト(ネット通販)型の相場より高くなりました。

軽自動車のほうが割高です。

『おとなの自動車保険』は

普通自動車とほぼ同じ傾向でした。

イーデザイン損保の保険料は、全体的にダイレクト(ネット通販)型の相場より高い印象です。

ただ、弁護士特約が自動セットされているので(他社の大半は、任意で選べる特約)、この特約を欲しい人にとっては、割高とは言えません。

自動車保険の無料一括見積りサービスはいくつかありますが、以下の理由で、こちらのサービスをおすすめします。

  • 1回入力すれば、複数の気になる自動車保険の見積りが、一気に作成されます。
  • 参加している保険会社数が多く、おすすめしたい自動車保険がすべて含まれています。
  • 『保険見直し本舗』(全国300店舗以上)を展開する株式会社ウェブクルーによるサービスなので、安心感がある。
  • サイトの利用はもちろん無料。
  • サイトは使いやすく、各損害保険会社とのつながりはスムーズ。

自動車保険サイトの1社分の情報を入力すると、おもな自動車保険の保険料が図のように一覧表示されます。

その後、個々の自動車保険のホームページに移動して、さらに条件を変えて、試算をやり直すこともできます。

このサイトの利用者を対象としたアンケート調査によると、月々の保険料が平均して約25,000円安くなったそうです。

イーデザイン損保も『おとなの自動車保険』(セゾン自動車火災)も、事故現場に駆けつけて、サポートするサービスがあるそうですね。

車が故障したときには、整備の専門家が現場に駆けつけて、応急対応やレッカー牽引してくれます。これらはロードサービスです。

これらとは別に、自動車事故のときに、事故現場に駆けつけてサポートしてくれるサービスがあります。

自動車事故を起こしてしまったら、事故現場でやらなければならないことは、意外と多いです。

交通事故を起こしてしまったら、事故現場でやらなければならないことが、いくつかあります。

  • 負傷者の救護
  • 二次被害の防止
  • 警察への連絡
  • 事故の情報収集、証拠・証人の確保
  • 事故の相手との連絡先などの交換

通常、これらのことは、わたしたち自身がやらなければなりません。

事故現場に駆けつけて、現場対応をサポートしてくれるサービスが、登場しています。

ここ最近、事故現場に駆けつけて、現場対応をサポートするサービスを提供する自動車保険が、少しずつ増えています。

事故現場から損保会社に連絡すると、損保会社と提携している警備保障会社の警備員が、現場に駆けつけてサポートしてくれます。

現在、このサービスを提供しているのは、以下の自動車保険です。( )内が、提携している警備保障会社です。

  • イーデザイン損保(セコム)
  • セコム損保(セコム)
  • セゾン自動車火災(ALSOK)
  • ソニー損保(セコム)
  • 損保ジャパン(ALSOK)
  • 楽天損保(ALSOK)

警備保障会社は違っても、サービス内容はほとんど同じです。

イーデザイン損保も『おとなの自動車保険』も、加入者全員に無料で提供しています。

イーデザイン損保とセゾン自動車火災の、それぞれの会社のことを詳しく教えてください。

どちらも歴史の浅いダイレクト(ネット通販)型ですが、背後には大手損保が控えています。

この2社の共通点は、どちらも大手損害保険会社のグループ会社である点です。

イーデザイン損保 セゾン自動車火災
  • 東京海上グループ
  • グループの中心は東京海上日動
  • SOMPOグループ
  • グループの中心は損保ジャパン

以下は、2018年度の国内損保グループの売上高シェアです(正味収入保険料ベース)。

2018年度の国内損保グループの売上高シェア

東京海上グループとSOMPOグループは、それぞれ2位3位を占めており、どちらも国内の4分の1前後のシェアを握っています。

イーデザイン損保とセゾン自動車火災(おとなの自動車保険)の、歴史、企業規模、売上高を比較しました。

2つの損保会社の歴史、企業規模、売上高などを比較しました。

2018年度末のデータです。金額は、正味収入保険料です。

イーデザイン損保 セゾン自動車火災
創業 2009年(平成21年) 1982年(昭和57年)
直営の全国拠点数 3(住所で集計) 2(住所で集計)
従業員数 280人 679人
自動車保険売上 299億 370億
総売上 302億 413億
ソルベンシー・マージン比率 435.1% 341.7%

売上高の大きさは、セゾン自動車火災のほうが勝っています。

ただし、従業員一人あたりの売上高は、イーデザイン損保のほうが圧倒しています。

経営の効率の良さではイーデザイン損保が勝っています。

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