イーデザイン損保の自動車保険と『おとなの自動車保険』(セゾン自動車火災)とを、徹底比較しました!

2つのダイレクト型自動車保険を、徹底比較します。

イーデザイン損保とセゾン自動車火災とでは、どちらの方が安全性信頼性が高いですか?

どちらも歴史の浅いダイレクト(ネット通販)型ですが、背後には大手損保が控えています。

この2社の共通点は、どちらも大手損害保険会社のグループ会社である点です。

東京海上グループ SOMPOグループ
  • 東京海上日動
  • 日新火災
  • イーデザイン損保
  • 東京海上日動あんしん生命
東京海上グループのロゴ
  • 損保ジャパン
  • セゾン自動車火災
  • SOMPOひまわり生命
SOMPOグループのロゴ

以下は、2020年度の国内損保グループの売上高シェアです(正味収入保険料ベース)。

2020年度の国内損保グループの売上高シェア

ちなみに、トップのMS&ADグループを率いるのは、あいおいニッセイ同和と三井住友海上の2社です。

以上のように、イーデザイン損保とセゾン自動車火災のどちらにも、自動車保険を任せる上で、不安はありません。

イーデザイン損保 セゾン自動車火災

2つの損保会社の歴史、企業規模、売上高などを比較しました。

2020年度末のデータです。金額は、正味収入保険料です。

イーデザイン損保 セゾン自動車火災
創業 2009年(平成21年) 1982年(昭和57年)
従業員数 298人 915人
自動車保険売上 328億 509億
総売上 331億 551億
ソルベンシー・マージン比率 581.8% 458.3%

売上の規模はセゾン自動車火災の方が大きいです。

一方のイーデザイン損保は、従業員数が少ないです。かなり効率よく運営しているようです。

もっとも、それが加入者にとってプラスになっているかは別ですが・・・

どちらの自動車保険の補償内容が、より充実していますか?

自動車保険としての基本機能は互角ですが、特約・サービスでは『おとなの自動車保険』のほうが充実してます。

自動車保険の基本的な仕組みや補償内容は業界内で統一されています。

しかも、この2つの自動車保険のようなダイレクト型保険は、消費者に補償プランを作ってもらうので、シンプルでわかりやすいことが重視されます。

ですから、補償内容に決定的な差はありません

それが大前提ですが、2つの自動車保険の補償内容にあえて優劣を付けるとしたら、次のようになります。

イーデザイン損保 セゾン自動車火災

細かな補強や特約の多さで、特約・サービスでは『おとなの自動車保険』(セゾン自動車火災)のほうが充実してます。

それぞれの自動車保険の補償内容を、おもな保険・サービスに分けて比較しました。

対人賠償保険 イーデザイン損保 セゾン自動車火災
イーデザイン損保は、対人賠償保険金に、対人臨時費用保険金が加算される。
対物賠償保険 イーデザイン損保 セゾン自動車火災
両社とも、ほとんど同じ補償内容。
人身傷害保険 イーデザイン損保 セゾン自動車火災
人身傷害保険本体は同等だが、特約はイーデザイン損保が充実。
車両保険 イーデザイン損保 セゾン自動車火災
補償内容は同レベルだが、セゾン『おとなの自動車保険』はきめ細かな設定が可能。
ロードサービス等 イーデザイン損保 セゾン自動車火災
長距離ドライブで使えるメニューは、イーデザイン損保のほうが薄い。
その他の特約等 イーデザイン損保 セゾン自動車火災
自転車事故の補償は、セゾン『おとなの自動車保険』のほうが充実。
総合 イーデザイン損保 セゾン自動車火災
日常の足として車を使う人にとっては互角。ただし、長距離ドライブを好む人には、セゾン『おとなの自動車保険』のほうが安心できる。

イーデザイン損保の補償内容は、弁護士特約が自動セットされている、ロードサービスが薄い、事故現場急行サービスが提供されるなど、やや独自色が強いです。

一方、三井ダイレクト損保の評判は、極端に悪くはないものの、好評と言える材料はありません。『おとなの自動車保険』は正統派です。

なお、事故現場急行サービスは、『おとなの自動車保険』でも提供されています。

2社の事故対応は、どちらが好評ですか?

事故対応の評判では、イーデザイン損保が優勢です。

自動車保険では、事故が起こってから、損害保険会社が調査や示談交渉をおこなって、保険金額が決まり、支払われます。

そのスムーズさや迅速さに、損害保険会社の実力の差が出ます。

両社の比較ではイーデザイン損保が優勢です。

イーデザイン損保 セゾン自動車火災

事故対応の評判を知るには、公正な顧客満足度調査と、苦情件数が参考になります。

オリコン事故対応ランキング イーデザイン損保 セゾン自動車火災
オリコンの事故対応ランキング2021年版では、イーデザイン損保が2位、『おとなの自動車保険』が7位でした。ただし、前年は『おとなの自動車保険』が上でした。
価格.com事故対応ランキング イーデザイン損保 セゾン自動車火災
価格.comのランキング2021年版では、イーデザイン損保が6位、『おとなの自動車保険』は圏外(10位より下)でした。
J.D.パワー事故対応満足度調査 イーデザイン損保 セゾン自動車火災
J.D.パワー事故対応ランキング2020年版では、イーデザイン損保が2位、『おとなの自動車保険』は11位でした。
苦情件数(日本損害保険協会受付分) イーデザイン損保 セゾン自動車火災
苦情件数と売上高を元に、苦情の発生度合いを比べると、イーデザイン損保のほうが苦情は多いです。
総合 イーデザイン損保 セゾン自動車火災

ネットのランキングは、調査主体が公正に運営していても、ステマや自演のリスクがあります。

一方、日本損害保険協会発表の苦情件数には、そういうリスクがありません。どちらを信用するかと言うと、苦情件数の方です。

ただし、3つのランキングとも同じような結果になっているので、無視できません。また、ランキングでの『おとなの自動車保険』の順位が冴えない点も気になります。

よって、イーデザイン損保の勝ちと判断しました。

2つの自動車保険とも、事故現場急行サービスを無料提供しています。

ここ最近、事故現場から要請すると、損保会社と提携している警備保障会社の警備員が駆けつけて、現場対応をサポートしてくれるするサービスが、少しずつ増えています。

事故現場から損保会社に連絡すると、駆けつけて一般的な事故対応を支援代行してくれます。

損保会社によって提携している警備保障会社が異なりますが、サービス内容はほとんど同じです。

イーデザイン損保も『おとなの自動車保険』は、このサービスを加入者全員に無料で提供しています。

どちらの自動車保険の方が、保険料は割安ですか?

傾向が異なるので、どちらが割安とは、一概に言えません。

両社の自動車保険の保険料を、7パターンの年齢と等級の組み合わせで、比較しました。

それ以外の見積もり条件は統一しています。車両保険は付けていません。金額は一括払い(年払い)保険料です。

イーデザイン損保と「おとなの自動車保険」(セゾン自動車火災)の、自動車保険の保険料比較

10〜20代は、イーデザイン損保の方があきらかに割安です。

しかし、30代以降になると、差が小さくなります。実際にご自分の見積もり条件で見積もり比較していただかないと、判断できそうにありません。

『おとなの自動車保険』(セゾン自動車火災)の料金体系が特殊なため、保険料の割安感については判定不能です。

イーデザイン損保 セゾン自動車火災

2つの自動車保険は一長一短です。ニーズに合う、合わないでご判断ください。

ここまで4項目で勝敗を判定しましたが、振り返ると下のようになります。

安全性、信頼性 イーデザイン損保 セゾン自動車火災
補償内容の充実 イーデザイン損保 セゾン自動車火災
事故対応の評判 イーデザイン損保 セゾン自動車火災
保険料の割安感 イーデザイン損保 セゾン自動車火災
総合 イーデザイン損保 セゾン自動車火災

それぞれ1勝1敗で五分ですが、勝敗を決めにくい理由は他にあります。

2つの商品とも他に比べると個性が強めで、加入者を選びます。そのため、どんなニーズをお持ちかによって、結論が正反対になりやすいです。

イーデザイン損保 おとなの自動車保険
  • 人身傷害保険が不要な人向き
  • 弁護士特約が不要な人には不向き
  • 長距離ドライブ好きには不向き
イーデザイン損保のロゴ
  • ロードサービスを外したい人向き
  • 10〜20代には不向き(高すぎる)。
  • 人身傷害保険を外したい人には不向き
おとなの自動車保険のロゴ

イーデザイン損保、『おとなの自動車保険』(セゾン自動車火災)と一緒に、検討した方が良い自動車保険はありますか?

補償内容や保険料設定が比較的近いのは、こちらの2つの自動車保険です。

比較していただきたいのが、セゾン自動車火災『おとなの自動車保険』チューリッヒ保険『スーパー自動車保険』の2つです。

三井ダイレクト損保 チューリッヒ保険

それぞれについて、以下で補足説明します。

三井ダイレクト損保

三井ダイレクト損保はMS&ADインシュアランスグループ(あいおいニッセイ同和、三井住友海上系列)なので、とくにイーデザイン損保やセゾン自動車火災に近いです。

それでいて、補償内容や保険料設定は穏当です。加入者との相性はそんなに厳しくありません。

チューリッヒ保険

チューリッヒ保険は、社名が表すとおり、スイスに本拠を置く世界的な保険グループです。

同社は、一般家庭向けに2つの自動車保険を販売しています。『スーパー自動車保険』と『ネット専用自動車保険』です。

テレビ、ネット、新聞・雑誌などで盛んに宣伝しているのは『スーパー自動車保険』です。商品性がイーデザイン損保、三井ダイレクト損保に近いのはこちらです。

他方、『ネット専用自動車保険』は、加入条件に制限が加わる(21歳〜69歳の個人対象、保険料は一括払いのみ等々)かわりに、安価な保険料を実現した商品です。

ご興味ある方は、お手数ですが、下のリンク先をご覧ください。

自動車保険の無料一括見積りサービスはいくつかありますが、以下の理由で、こちらのサービスをおすすめします。

  • 1回入力すれば、複数の気になる自動車保険の見積りが、一気に作成されます。
  • 参加している保険会社数が多く、おすすめしたい自動車保険がすべて含まれています。
  • 『保険見直し本舗』(全国300店舗以上)を展開する株式会社ウェブクルーによるサービスなので、安心感がある。
  • サイトの利用はもちろん無料。
  • サイトは使いやすく、各損害保険会社とのつながりはスムーズ。

自動車保険サイトの1社分の情報を入力すると、おもな自動車保険の保険料が図のように一覧表示されます。

その後、個々の自動車保険のホームページに移動して、さらに条件を変えて、試算をやり直すこともできます。

このサイトの利用者を対象としたアンケート調査によると、月々の保険料が平均して約25,000円安くなったそうです。

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