イーデザイン損保三井ダイレクト損保は、どちらも大手損保系列のダイレクト(ネット通販)型損保ですね。どちらにするか、迷っています。

どちらも歴史の浅いダイレクト(ネット通販)型ですが、背後には大手損保が控えています。

イーデザイン損保は東京海上グループの、三井ダイレクト損保はMS&ADインシュアランス・グループの、ダイレクト(ネット通販)型損害保険会社です。

東京海上グループとMS&ADインシュアランス・グループは、国内の損保市場で大きなシェアを握る、巨大損保グループです。

以下は、2017年度の国内損保グループの売上高シェアです(正味収入保険料ベース)。

2017年度の国内損保グループの売上高シェア

SOMPOグループは、損保ジャパンが中心の企業グループです。

MS&ADインシュアランス・グループと東京海上グループは、それぞれ1位2位を占めており、両方を合わせると、国内損保市場の61%にもなります。

イーデザイン損保と三井ダイレクト損保は、このような大手損保グループの、通販(ダイレクト販売)部門と呼べる立場にあります

イーデザイン損保と三井ダイレクト損保の、歴史、企業規模、売上高を比較しました。

2つの損保会社の歴史、企業規模、売上高などを比較しました。

ダイレクト(ネット通販)型損保会社が増加したキッカケは、1998年の保険の自由化です。

イーデザイン損保と三井ダイレクト損保も、保険の自由化以降に設立された若い会社で、現在進行形で成長中です。

そんな2社の、会社の成り立ちや規模を調べました。2017年度末のデータです。金額は正味収入保険料です。

イーデザイン損保 三井ダイレクト損保
創業 2009年(平成21年) 2000年(平成12年)
直営の全国拠点数 3(住所で集計) 4(住所で集計)
従業員数 264人 571人
自動車保険売上 280億 373億
総売上 280億 379億
ソルベンシー・マージン比率 282.4% 457.5%

この2社を比較すると、9年先に営業を始めた三井ダイレクト損保の方が優勢です。

もっとも、従業員数にしろ、売上高にしろ、互いの親会社と比べると、数十分の一の規模でしかありません。

そういう目で見ると、イーデザイン損保と三井ダイレクト損保の差は、ドングリの背比べのようでもあります・・・

イーデザイン損保と三井ダイレクト損保の、自動車保険の補償内容は、どちらが優れていますか?

ダイレクト(ネット通販)型は、スッキリと分かりやすい補償内容を目指しています。そのため、会社間の差は出にくいです。

まず、それぞれの自動車保険の補償内容を比較します。

品ぞろえの充実度を比べます。それが保険料に見合うかは、後ほどご説明します。

対人賠償保険 イーデザイン損保 三井ダイレクト損保
イーデザイン損保は、対人賠償保険金に、対人臨時費用保険金が加算される。
対物賠償保険 イーデザイン損保 三井ダイレクト損保
両社とも、ほとんど同じ補償内容。
人身傷害保険 イーデザイン損保 三井ダイレクト損保
人身傷害保険そのもの補償内容は同レベル。付加できる特約は、イーデザイン損保の方が多い。
車両保険 イーデザイン損保 三井ダイレクト損保
車両保険の基本の機能は同レベル。特約の品ぞろえはイーデザイン損保が多い。
ロードサービス イーデザイン損保 三井ダイレクト損保
契約2年目以降は、三井ダイレクト損保の方が、わずかに充実(レンタカーサービスが付く)。
プラン作成の自由度 イーデザイン損保 三井ダイレクト損保
イーデザイン損保は、弁護士費用等補償保険が自動セットされる。その他はほぼ同等。
総合 イーデザイン損保 三井ダイレクト損保
イーデザイン損保の方が、補償の品ぞろえがやや豊富。しかし、差は小さい。

自動車保険は、自賠責保険(強制保険)と一体となって、ドライバーや同乗者を守ります。

だから、民間企業の商品でありながら、高い公共性を持っています。

そのために、各社の特色ある補償やサービスが盛り込まれつつも、基本の仕組みは共通しています。

そのうえ、ダイレクト(ネット通販)型の損保会社は、素人が迷わないように、スッキリと分かりやすい商品にしなければなりません。

結果として、補償の根幹の部分では、商品ごとの差はつきにくいです。差がつくとしたら、付加できる特約の品ぞろえとか、ロードサービスのメニューとかです。

イーデザイン損保と三井ダイレクト損保とでは、特約の品ぞろえの点で、イーデザイン損保優位となりました。

ただし、特約は、誰にとっても必要な補償ではありません。両社の間に、差を感じない人も少なくないでしょう。

事故対応についての安心感は、イーデザイン損保が圧勝です。両社の評判には、かなり差があります。

補償やサービスに大きな差はなくても、それらの丁寧さとか迅速さとか親切さ、つまり品質に違いがあるかもしれません。

特に大切なのが、事故対応の品質です。

自動車保険では、事故が起こってから、損害保険会社が調査や示談交渉をおこなって、保険金額が決まり、支払われます。

そのスムーズさや迅速さに、損害保険会社の実力の差が出ます。

事故対応の評判を知るには、公正なアンケート調査が一番参考になります。また、交通事故の当日初期対応の違いも併記しました。

交通事故での当日初期対応 イーデザイン損保 三井ダイレクト損保
三井ダイレクト損保は19時までに受付多分は当日初期対応。イーデザイン損保は受付時間に関係なく、当日初期対応。
オリコン日本顧客満足度ランキング イーデザイン損保 三井ダイレクト損保
『オリコン日本顧客満足度ランキング自動車保険2019』によると、イーデザイン損保は5位、三井ダイレクト損保は圏外。ちなみに、2018年版でもイーデザイン損保が上でした。
J.D.パワー事故対応満足度調査 イーデザイン損保 三井ダイレクト損保
『J.D.パワー自動車保険事故対応満足度調査2019』によると、イーデザイン損保は2位、三井ダイレクト損保は11位。ちなみに、2018年版でもイーデザイン損保が上でした。
総合 イーデザイン損保 三井ダイレクト損保
比較した全項目で、イーデザイン損保が優勢。

ダイレクト(ネット通販)型のほとんどは、受付時刻によって、初期対応を当日するか、翌日に回すかを分けています。三井ダイレクト損保もそうしています。

例外がイーデザイン損保で、受付時刻に関係なく、当日対応してくれます。

口コミ調査にもとづく2つのランキングでの順位は、けっこう差があります。

代理店型の大手損保を含めても、イーデザイン損保の評判は良好です。業界内でも、上位のサービス品質と考えられます。

イーデザイン損保は、事故現場にセコムの警備員が急行して、現場対応を代行・支援するサービスを、加入者全員に無料で提供しています。

こうしたサービスも、好評につながっているかもしれません。

一方の三井ダイレクト損保の事故対応の評判は、イーデザイン損保に及びませんし、大手損保と比べても見劣りします

なお、利用者による、両社の口コミ情報は、三井ダイレクト損保の評判・口コミイーデザイン損保の評判・口コミをご覧ください。

イーデザイン損保三井ダイレクト損保も、保険料安いダイレクト(ネット通販)型ですが、どちらが安いのですが?

三井ダイレクト損保の方が、安くなる可能性が高いです。ただし、見積もり条件によって、逆転する可能性はあります。

両社の自動車保険の保険料を、6パターンの年齢と等級の組み合わせで、比較しました。

それ以外の見積もり条件は統一しています。車両保険は付けていません。金額は一括払い(年払い)保険料です。

なお、参考に、代理店型の平均と、ダイレクト(ネット通販)型の平均も載せています。

イーデザイン損保と三井ダイレクト損保の、自動車保険の保険料比較

イーデザイン損保は

見積もり条件によって上下動はありますが、ダイレクト(ネット通販)型の平均に近い金額です。

一方の三井ダイレクト損保は

見積もりした全パターンで、ダイレクト(ネット通販)型の平均より安くなりました。

三井ダイレクト損保は、ダイレクト(ネット通販)型の中でも、割安感が高いです。

よって、この2社を比べると、安さでは三井ダイレクト損保の完勝です。

ただし、20〜30代など、年代・等級によっては、かなり接近しています。

この保険料比較では、年齢と等級以外は固定して見積もりましたが、見積もり条件や補償内容によっては、イーデザイン損保の方が安くなるかもしれません。

安くならなくても、差がわずかなら、内容の良さを重視して、イーデザイン損保を選ぶ余地はあります。

イーデザイン損保と三井ダイレクト損保でお悩みなら、必ず見積もりを比較しましょう。

イーデザイン損保、三井ダイレクト損保と一緒に、検討した方が良い、おすすめの自動車保険はありますか?

ダイレクト(ネット通販)型自動車保険の中で、安さと補償・サービスのバランスの良い商品を、候補に加えましょう。

保険料の安いダイレクト(ネット通販)型の中で、割安感にも補償・サービスの品質にも、そこそこ期待できる商品を、ご案内します。

  • セゾン自動車火災
  • チューリッヒ保険

それぞれについて、以下で補足説明します。

セゾン自動車火災

国内の損保市場では、東京海上日動と損保ジャパンが、激しく首位を争っています。

そんな損保ジャパン系列のダイレクト(ネット通販)型損保が、セゾン自動車火災です。

同社の主力商品は『おとなの自動車保険』です。

保険料は

かなりクセのある料金体系です。

10〜20代はかなり高額なので、この年代の人は、候補から外しましょう。

30代以降になると、ダイレクト(ネット通販)型の平均に近くなります。

イーデザイン損保といい勝負ですが、三井ダイレクト損保より高くなる可能性が大きいです。

例外は、運転する同居の子どもがいる世帯です。このケースでは、トップクラスに安くなります。

事故対応の評判は

代理店型の大手損保並の評価を受けているので、不安を感じることは無さそうです。

事故対応のランキングでは、イーテザイン損保には負けていますが、三井ダイレクト損保より好評です。

事故現場駆けつけ支援サービスを

セゾン自動車火災もやっています。

ただし、駆けつけるのはセコムではなく、ALSOK(アルソック)の警備員です。

サービス内容は、ほとんど同じです。

チューリッヒ保険

チューリッヒ保険は、社名が表すとおり、スイスに本拠を置く世界的な保険グループです。

同社は、一般家庭向けに2つの自動車保険を販売しています。『スーパー自動車保険』と『ネット専用自動車保険』です。

テレビ、ネット、新聞・雑誌などで盛んに宣伝しているのは『スーパー自動車保険』です。

最新鋭の機能を備えた、同社の看板商品です。

他方、『ネット専用自動車保険』は機能を最小限に絞って、保険料を安くした商品です。

機能を絞っていると言っても、標準的な補償は一通りそろっています。

ただし、取り扱い上の制限がいくつか設けられています。主なものでは・・・

  • 加入できるのは21歳〜69歳の個人に限られる。
  • 手続き・窓口はインターネットのみ(電話・郵送は不可)。
  • 保険料払込は、クレジットカード一括払いのみ。
  • 契約の更新は自動(更新の通知はない)。事前の拒否は可能。

チューリッヒ保険の2商品は、それぞれ特徴は異なりますが、どちらも候補になります。

保険料は

『スーパー自動車保険』が、ダイレクト(ネット通販)型の平均に近いです。

三井ダイレクト損保より高くなる確率が高く、イーデザイン損保といい勝負になります。

一方の『ネット専用自動車保険』は業界最安値レベルです。

イーデザイン損保はもちろん、ほとんどの見積もり条件で、三井ダイレクト損保より安くなります。

事故対応の評判は

代理店型の大手損保と比べると、やや低い印象です。

ただし、大幅に劣るわけではないので、『ネット専用自動車保険』の保険料なら、魅力を感じられるかもしれません。

なお、以下の一括見積りサービスをご利用いただくと、『ネット専用自動車保険』の保険料見積もりが手には入ります。

自動車保険初心者には、無料の自動車保険一括見積サービスをおすすめします。

ダイレクト(ネット通販)型損保会社のウェブサイトに行くと、保険料見積もりの機能が提供されています。

それぞれ、簡単に操作できるように工夫されています。

しかし、複数の見積もりを、見積もり条件を同じにして作るとなると、けっこう手間と時間がかかります。

それどころか、用語の使い方や商品ごとの仕組みの違いから、判断ミスを犯すかもしれません。

そこで、無料の自動車保険一括見積サービスをおすすめします。

代理店型・ダイレクト(ネット通販)型をひっくるめて、主要な自動車保険の見積もりを一気に集められるサービスです。

1回(=1社分)だけ必要事項を入力すると、主な自動車保険の見積もりが、自動的に手元にそろいます。

入力の手間を省けるうえに、入力した内容をもとにすべての見積もりが作成されます。

自動車保険の無料一括見積りサービスはいくつかありますが、以下の理由で、こちらのサービスをおすすめします。

  • 1回入力すれば、複数の気になる自動車保険の見積りが、一気に作成されます。
  • 参加している保険会社数が多く、おすすめしたい自動車保険がすべて含まれています。
  • 『保険見直し本舗』(全国300店舗以上)を展開する株式会社ウェブクルーによるサービスなので、安心感がある。
  • サイトの利用はもちろん無料。
  • サイトは使いやすく、各損害保険会社とのつながりはスムーズ。

自動車保険サイトの1社分の情報を入力すると、おもな自動車保険の保険料が図のように一覧表示されます。

その後、個々の自動車保険のホームページに移動して、さらに条件を変えて、試算をやり直すこともできます。

このサイトの利用者を対象としたアンケート調査によると、月々の保険料が平均して約25,000円安くなったそうです。

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