チューリッヒ保険には、2つの自動車保険があるそうですが、何が違うのですか?

バランス重視の『スーパー自動車保険』に対して、『ネット専用自動車保険』は安さを追求しています。

チューリッヒ保険は、個人向けに2つの自動車保険を販売しています。『スーパー自動車保険』と『ネット専用自動車保険』です。

スーパー自動車保険 ネット専用自動車保険
ダイレクト型としては厚めの補償を、ダイレクト型の平均的な保険料で提供。 ダイレクト型の中でも低価格を追求。ただし機能制限あり。

テレビ、新聞、雑誌、ネットで盛んに宣伝されているのは『スーパー自動車保険』です。こちらが主力商品です。

一方の『ネット専用自動車保険』は、積極的には宣伝されていません。ただし、一括見積もりサイトや保険料比較サイトなどで見積もりすると、『ネット専用自動車保険』の保険料が提示されます。

そういう意味で、『ネット専用自動車保険』は戦略的な商品です。

以下で、2つの自動車保険について、詳しくご案内します。

『スーパー自動車保険』と『ネット専用自動車保険』で、保険料はどのくらい違いますか?

『ネット専用自動車保険』は、業界トップクラスの安さです。『スーパー自動車保険』も、中身の割には割安です。

2つの自動車保険の保険料を、7パターンの年齢と等級の組み合わせで、比較しました。

それ以外の見積もり条件は統一しています。車両保険は付けていません。金額は一括払い(年払い)保険料です。

チューリッヒ保険の、2つの自動車保険の保険料比較

『スーパー自動車保険』は

ダイレクト(ネット通販)型の平均と同じか、やや高い料金設定です。

もっとも、補償やサービスがダイレクト型の平均より厚めなので、コストパフォーマンスは悪くありません。

『ネット専用自動車保険』は

「75歳20等級」を除く6パターンで(70歳以上は加入できない)、『スーパー自動車保険』よりかなり安くなりました。

ダイレクト型の中でも、トップクラスの安さです。

『ネット専用自動車保険』の安さの理由は何ですか?

『ネット専用自動車保険』は、加入条件や手続きに制限を設けることで安くしています。

『ネット専用自動車保険』は業界最安値を狙う商品なので、保険料を下げるための工夫があちこちでおこなわれています。

そんな工夫の中でも、保険料を下げることに大きく貢献しているのが、加入条件や手続きに制限を設けていることでしょう。

おもな制限を、『スーパー自動車保険』と比較しながらまとめたのが下表です。『スーパー自動車保険』の方は、業界の標準的な内容です。

ネット専用
自動車保険
スーパー
自動車保険
見積もり・申込 インターネットのみ 電話、インターネット、郵送
加入できる条件 21〜69歳の個人契約のみ。 18歳以上で、個人契約・法人契約とも可。
保険料の払込 クレジットカードの一括決済のみ。 クレジットカード、銀行振込、分割払い(口座振替)、コンビニ払。
継続手続き 自動継続。 継続通知書による手続き。

保険料は安くても、一括払い(=年払い)を負担に感じる人には、『ネット専用自動車保険』は向いていないのですね・・・

『スーパー自動車保険』と『ネット専用自動車保険』の補償内容は、どのくらい違うのですか?

充実志向の『スーパー自動車保険』に対し、『ネット専用自動車保険』は平凡ですが・・・

『スーパー自動車保険』の補償・サービスを調べると、パッと見て目立つ特徴は少ないですが、あちこちがきめ細かく補強されています。

一方の『ネット専用自動車保険』は、保険料を下げることが優先されているので、補償内容は平凡です。それでも、補償のための一通りの機能は整っています。

2つの自動車保険の補償を、保険の種類ごとに比較しました。

対人賠償保険 ネット専用
自動車保険
スーパー
自動車保険
『スーパー自動車保険』は、賠償金以外に、諸費用分も支払われる。
対物賠償保険 ネット専用
自動車保険
スーパー
自動車保険
『スーパー自動車保険』は、賠償金以外に、諸費用分も支払われる。対物超過特約は、どちらにもある。
人身傷害保険 ネット専用
自動車保険
スーパー
自動車保険
『スーパー自動車保険』は、損害補償に加えて諸費用分が支払われる。また、『ネット専用自動車保険』に、搭乗者傷害保険はない。
車両保険 ネット専用
自動車保険
スーパー
自動車保険
付加できる特約の数が、『スーパー自動車保険』4つに対して、『ネット専用自動車保険』2つ。
ロードサービス ネット専用
自動車保険
スーパー
自動車保険
応急処置の無料対応は、『スーパー自動車保険』時間無制限、『ネット専用自動車保険』は30分程度まで。
プラン作成の自由度 ネット専用
自動車保険
スーパー
自動車保険
『ネット専用自動車保険』は、ロードサービスを付けるか、加入者が選べる。
総合 ネット専用
自動車保険
スーパー
自動車保険
補償内容だけを比べると、『スーパー自動車保険』の圧勝。

予想通り、純粋に補償内容だけを比べたら、『スーパー自動車保険』の圧勝でした。

ただし、『ネット専用自動車保険』の補償内容は平凡ですが、重要な機能は一つも欠けていません。

目につくとしたら、搭乗者傷害保険がないことくらいでしょうか。

2つの自動車保険の顧客対応事故対応に違いはありますか?

『ネット専用自動車保険』は、顧客対応は薄くなりますが、事故対応は『スーパー自動車保険』と同等です。

顧客対応と事故対応で異なります。

顧客対応は薄くなりますが・・・

ここでの顧客対応は、加入・更新、契約変更、保険金請求、解約などの手続きの利便性を指します。

上でご説明したように、『ネット専用自動車保険』は、手続きはネットのみ(電話、郵送は不可)ですし、自動継続なので、顧客対応は薄くなります。

ただし、それを不便と感じるかは、人によると思われます。もともとダイレクト型なので・・・

事故対応は同等レベル

事故対応サービスは根幹のサービスですから、、『スーパー自動車保険』と『ネット専用自動車保険』とで、差はありません。

たとえば、『ネット専用自動車保険』でも、事故連絡は24時間365日受付ですし、示談交渉もやってくれます。

チューリッヒ保険の事故対応は、好評と言えるほどではありません・・・

事故対応の評判を知るには、公正な顧客満足度調査が参考になります。

チューリッヒ保険の、大手の3つの顧客満足度ランキング(いずれも事故対応部門)の順位は、次のとおりです。

オリコン(2021年版) 圏外(10位より下)
価格.com(2021年版) 圏外(10位より下)
J.D.パワー(2020年版) 10位(12社中)

オリコンと価格.comのランキングでは、公表されるのは10位までです。

圏外(10位より下)ということは順位は不明ですが、少なくとも大手の代理店型損保よりは不評です。

なお、利用者による、チューリッヒ保険の口コミ情報は、チューリッヒ保険の評判・口コミをご覧ください。

チューリッヒ保険といっしょに検討した方が良い自動車保険はありますか?

2つのどちらを優先するかで、競合商品も変化します。

『スーパー自動車保険』と『ネット専用自動車保険』とでは狙う客層が異なるので、競合商品も異なります。

『スーパー自動車保険』と比べたい商品

中身の充実感と安さとのバランスを重視する『スーパー自動車保険』と比較していただきたいのは、以下の商品です。

いずれも、カッコ内の国内大手損保系列の、ダイレクト(ネット通販)型です。

  • イーデザイン損保(東京海上日動の系列)
  • セゾン自動車火災(損保ジャパンの系列)
  • 三井ダイレクト損保(あいおいニッセイ同和、三井住友海上の系列)
こちらの3商品は、保険料が『スーパー自動車保険』に近いです。見積もり比較してください。

『ネット専用自動車保険』の競合商品

機能をけずってまでも安さにこだわる『ネット専用自動車保険』は、業界内では特殊な商品です。

これに競合する商品は少なくて、SBI損保だけです。SBI損保も安さにこだわっています。

保険料はSBI損保の方が高くなることが多いものの、『ネット専用自動車保険』のような制約は一つもありません

ただし、事後対応の評判は、チューリッヒ保険より低いです

下の無料一括見積もりサービスなら、お勧めの自動車保険を、簡単に比較できます。

自動車保険の無料一括見積りサービスはいくつかありますが、以下の理由で、こちらのサービスをおすすめします。

  • 1回入力すれば、複数の気になる自動車保険の見積りが、一気に作成されます。
  • 参加している保険会社数が多く、おすすめしたい自動車保険がすべて含まれています。
  • 『保険見直し本舗』(全国300店舗以上)を展開する株式会社ウェブクルーによるサービスなので、安心感がある。
  • サイトの利用はもちろん無料。
  • サイトは使いやすく、各損害保険会社とのつながりはスムーズ。

自動車保険サイトの1社分の情報を入力すると、おもな自動車保険の保険料が図のように一覧表示されます。

その後、個々の自動車保険のホームページに移動して、さらに条件を変えて、試算をやり直すこともできます。

このサイトの利用者を対象としたアンケート調査によると、月々の保険料が平均して約25,000円安くなったそうです。

読まれている記事
更新情報