ソニー損保の自動車保険と『おとなの自動車保険』(セゾン自動車火災)とを、徹底比較しました!

2つのダイレクト型自動車保険を、徹底比較しました。

『おとなの自動車保険』はセゾン自動車火災の商品です。同社は、会社名より商品名を前面に出して販促しています。

ソニー損保とセゾン自動車火災では、どちらの会社の方が安全性信頼性が高いですか?

どちらも歴史の浅いダイレクト(ネット通販)型ですが、背後には大きな企業グループが控えています。

ダイレクト(ネット通販)型損保は、代理店型損保に比べて、規模が小さいです。

ただし、その多くが企業グループに属しています。ソニー損保やセゾン自動車火災も例外ではありません。

ソニー損保 セゾン自動車火災
  • ソニーフィナンシャルグループ
  • ソニーグループの金融部門。他にソニー生命、ソニー銀行など。
ソニーフィナンシャルグループのロゴ
  • SOMPOグループ
  • グループの中心は国内2位損保ジャパン
SOMPOグループのロゴ

分野は異なりますが、どちらも日本を代表する企業グループです。

ソニー損保も、セゾン自動車火災も、自動車保険を任せる保険会社として、不安はありません。

ソニー損保 セゾン自動車火災

2つの損保会社の歴史、企業規模、売上高などを比較しました。

2020年度末のデータです。金額は、正味収入保険料です。

ソニー損保 セゾン自動車火災
創業 1998年(平成10年) 1982年(昭和57年)
従業員数 1455人 915人
自動車保険売上 1159億 509億
総売上 1296億 551億
ソルベンシー・マージン比率 545.5% 861.7%

セゾン自動車火災は、会社の設立時期は早いですが、はじめはカード会員向けに保険を提供していました。

ダイレクト販売(ネット通販)への本格参戦は2011年からと、むしろ後発です。ソニー損保を追いかける立場です。

補償内容の充実度では、ソニー損保と『おとなの自動車保険』(セゾン自動車火災)の、どちらが優れていますか?

補償内容に大きな差はありませんが、比べると『おとなの自動車保険』の方が手厚いです。

自動車保険の基本的な仕組みや補償内容は業界内で統一されています。

しかも、この2つの自動車保険のようなダイレクト型保険は、消費者に補償プランを作ってもらうので、シンプルでわかりやすいことが重視されます。

ですから、補償内容に決定的な差はありません

それが大前提ですが、2つの自動車保険の補償内容にあえて優劣を付けるとしたら、次のようになります。

ソニー損保 セゾン自動車火災

細かな補強や特約の多さで、セゾン自動車火災がわずかに勝っています。

それぞれの自動車保険の補償内容を、おもな保険・サービスに分けて比較しました。

対人賠償保険 ソニー損保 セゾン自動車火災
両社とも、ほとんど同じ補償内容。
対物賠償保険 ソニー損保 セゾン自動車火災
両社とも、ほとんど同じ補償内容。なお、ソニー損保は対物超過費用の保障が自動セットされていますが、セゾン『おとなの自動車保険』では特約です。
人身傷害保険 ソニー損保 セゾン自動車火災
補償内容に目立つような違いはない。
車両保険 ソニー損保 セゾン自動車火災
補償内容は同レベルだが、セゾン『おとなの自動車保険』はきめ細かな設定が可能。
ロードサービス等 ソニー損保 セゾン自動車火災
ソニー損保のほうがサービスメニューは多い。
その他の特約等 ソニー損保 セゾン自動車火災
自転車事故の補償は、セゾン『おとなの自動車保険』のほうが充実。
総合 ソニー損保 セゾン自動車火災
あまり差はないけれど、特約等は『おとなの自動車保険』の方がやや手厚い。

上に書いたとおり、ダイレクト(ネット通販)型自動車保険では、シンプルさ、わかりやすさが重視されます。この考え方を突き詰めると、平均的で無個性な補償内容に行き着きます。

ソニー損保の補償内容は意外なくらいにフツーですが、他社との差別化は別のところでおこなって、補償内容ではとくに自己主張しない、という方針があるのかもしれません。

ダイレクト型自動車保険の場合、補償内容が平凡に見えても、それがメリットである可能性もある・・・てことですね。

ソニー損保と『おとなの自動車保険』(セゾン自動車火災)の、事故対応の評判はどうなっていますか?

事故対応の評判は、ソニー損保が優位です。

自動車保険では、事故が起こってから、損害保険会社が調査や示談交渉をおこなって、保険金額が決まり、支払われます。

そのスムーズさや迅速さに、損害保険会社の実力の差が出ます。

ソニー損保はダイレクト(ネット通販)型では随一の評価を得ており、ここでの両社の比較でも優勢です。

ソニー損保 セゾン自動車火災

事故対応の評判を比較

事故対応の評判を知るには、公正な顧客満足度調査と苦情件数が参考になります。

オリコン事故対応ランキング ソニー損保 セゾン自動車火災
オリコンの事故対応ランキング2021年版では、ソニー損保が1位、セゾン自動車火災が7位でした。。
価格ドットコム事故対応ランキング ソニー損保 セゾン自動車火災
価格ドットコム事故対応ランキング2021年版では、ソニー損保2位、セゾン自動車火災は圏外(10位より下)でした。
J.D.パワー事故対応満足度調査 ソニー損保 セゾン自動車火災
J.D.パワーの事故対応ランキング2020年版では、ソニー損保2位、セゾン自動車火災は11位でした。
苦情件数 ソニー損保 セゾン自動車火災
2020年度の苦情発生率は、両社ともダイレクト型トップレベルの少なさでした。
総合 ソニー損保 セゾン自動車火災
事故対応のランキングでは、ソニー損保が圧勝。

ランキングではソニー損保に差をつけられたセゾン自動車火災ですが、苦情件数の少なさではソニー損保と並んでおり、健闘しています。

このサイトでは、ランキングより、自演やステマ等のリスクが無い苦情件数を重視しています。セゾン自動車火災にも、期待できそうです。

事故現場急行サービス

ソニー損保もセゾン自動車火災も、警備保障会社の隊員が事故現場に駆けつけて現場対応をサポートするサービスを、加入者全員に無料で提供しています。

少しずつ広がっているサービスですが、まだ提供している自動車保険のほうが少ないので、セールスポイントです。

保険料の割安感では、ソニー損保と『おとなの自動車保険』(セゾン自動車火災)の、どちらが有利ですか?

30代以上の方々は『おとなの自動車保険』の方が割安です。10〜20代は、ソニー損保の方が期待できます。

両社の自動車保険の保険料を、7パターンの年齢と等級の組み合わせで、比較しました。

それ以外の見積もり条件は統一しています。車両保険は付けていません。金額は一括払い(年払い)保険料です。

ソニー損保と『おとなの自動車保険』(セゾン自動車火災)の保険料を相場と比較(普通車)

ご覧のように、『おとなの自動車保険』の料金設定は特殊です。若年層の保険料は異様に高くなります。加入してほしくないのでしょう。

とは言え、加入者が多い30代以降になると、ソニー損保よりたいていは安くなるので、『おとなの自動車保険』(セゾン自動車火災)の勝ちとします。

ソニー損保 セゾン自動車火災

2つの自動車保険は一長一短です。勝敗をつけられないので、ニーズに合うかでご判断ください。

ここまで4項目で勝敗を判定しましたが、振り返ると下のようになります。

安全性、信頼性 ソニー損保 セゾン自動車火災
補償内容の充実 ソニー損保 セゾン自動車火災
事故対応の評判 ソニー損保 セゾン自動車火災
保険料の割安感 ソニー損保 セゾン自動車火災
総合 ソニー損保 セゾン自動車火災

勝敗数で言うと、2勝1敗の『おとなの自動車保険』(セゾン自動車火災)が優勢です。

ただし、「補償内容の充実」は差が小さいこと、「保険料の割安感」は若年層で勝敗が逆転すること、そして「事故対応の評判」でのソニー損保の高評価を考慮して、勝敗無しとしました。

ソニー損保、『おとなの自動車保険』(セゾン自動車火災)といっしょに検討した方が良い自動車保険はありますか?

「ダイレクト型」&「品質を最重要視」という基準で選ぶなら、一推しはソニー損保

ダイレクト(ネット通販)型の中で、事故対応の品質について、ソニー損保に匹敵する評判を得ている自動車保険はありません。

「ダイレクト型」&「品質を最重要視」という基準で選ぶなら、競合はありません。

これまで代理店型に入っていて、初めてダイレクト型に加入するという方々にお勧めしやすいのが、ソニー損保です。

安さと品質のバランスで選ぶなら、こちらの自動車保険も候補になります。

「ダイレクト型の平均的な価格設定」&「品質にもある程度期待できる」という基準で比較するなら、『おとなの自動車保険』の他に、以下が候補になります。

イーデザイン損保
【イーデザイン損保】
チューリッヒ保険
【チューリッヒ保険】
三井ダイレクト損保
【三井ダイレクト損保】

チューリッヒ保険は2つの自動車保険を販売しています。ここでお勧めするのは、主力商品の『スーパー自動車保険』です。

また、この3つの中で、ソニー損保や『おとなの自動車保険』と同じ事故現場急行サービスを提供しているのは、イーデザイン損保だけです。

チューリッヒ保険には、もう一つ、格安仕様の『ネット専用自動車保険』があります。

チューリッヒ保険にはもう一つの商品、『ネット専用自動車保険』という、安さに徹した自動車保険があります。

おもに一括見積もりサイトで提供されている、安さで他社に勝つための戦略商品です。

ただし、保険料を下げるために、以下のように機能が制限されています。

おもなコストダウン

  • 加入できるのは、21歳から69歳の個人のみ。
  • 保険料払込は、クレジットカード一括払いのみ。
  • 手続きはインターネットのみ(電話・郵送は不可)。

『スーパー自動車保険』と同等の事故対応を期待できます。上の制限が障害にならないなら、オトクです。

下の一括見積もりサイトをご利用になると、『ネット専用自動車保険』の見積もりが手に入ります!

自動車保険の無料一括見積りサービスはいくつかありますが、以下の理由で、こちらのサービスをおすすめします。

  • 1回入力すれば、複数の気になる自動車保険の見積りが、一気に作成されます。
  • 参加している保険会社数が多く、おすすめしたい自動車保険がすべて含まれています。
  • 『保険見直し本舗』(全国300店舗以上)を展開する株式会社ウェブクルーによるサービスなので、安心感がある。
  • サイトの利用はもちろん無料。
  • サイトは使いやすく、各損害保険会社とのつながりはスムーズ。

自動車保険サイトの1社分の情報を入力すると、おもな自動車保険の保険料が図のように一覧表示されます。

その後、個々の自動車保険のホームページに移動して、さらに条件を変えて、試算をやり直すこともできます。

このサイトの利用者を対象としたアンケート調査によると、月々の保険料が平均して約25,000円安くなったそうです。

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