東京海上日動とイーデザイン損保の自動車保険を、徹底比較しました!
ロゴマークからもわかるように、この2つは東京海上グループのグループ会社です。
この2つの自動車保険を徹底比較します。
ロゴマークからもわかるように、この2つは東京海上グループのグループ会社です。
この2つの自動車保険を徹底比較します。
東京海上日動とイーデザイン損保は、どちらも東京海上グループの損害保険会社です。
東京海上グループの事業は図のようになっています(企業名は、保険会社のみ記載)。
東京海上日動は、このグループの中核企業です。
以下は、2022年度の国内損保グループの売上高シェアです(正味収入保険料ベース)。
3大損保グループ
以下は、2022年度のおもな損害保険会社の売上高ランキングです。
損害保険会社単体での比較では、東京海上日動が売上高国内トップです。
一方のイーデザイン員損保は15位です。同社は2009年設立と、ダイレクト損保の中でも若い会社なので、売上の規模はまだまだ小さいです。
自動車保険の基本的な仕組みや補償内容は業界内で統一されています。どちらの商品も必要不可欠な機能は完備しています。
ただし、基本機能を補強する補償・サービスには商品による差があります。
一般的に、🅐消費者に補償ブランを作ってもらうダイレクト型(ネット通販)はシンプルなわかりやすさ重視、🅑代理店が提案する代理店型は、至れり尽くせりの多機能重視です。
このことは、東京海上日動とイーデザイン損保との比較にも当てはまります。
東京海上日動 | イーデザイン損保 |
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以下は、保険種類ごとの補償内容の比較です。
対人賠償保険 | 東京海上日動 | イーデザイン損保 |
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対人賠償保険の補償内容に差はない。 | ||
対物賠償保険 | 東京海上日動 | イーデザイン損保 |
対物賠償保険の補償内容に差はない。 | ||
人身傷害保険 | 東京海上日動 | イーデザイン損保 |
ベースの補償を補強する特約は、東京海上日動の方が手厚い。 | ||
車両保険 | 東京海上日動 | イーデザイン損保 |
ベースの補償を補強する特約は、東京海上日動の方が手厚い。 | ||
ロードサービス | 東京海上日動 | イーデザイン損保 |
無料で対応してくれる範囲は、東京海上日動の方が広い。 | ||
その他の補償・サービス | 東京海上日動 | イーデザイン損保 |
東京海上日動にはドライブレコーダーによるDAP特約サービスがある。イーデザイン損保には安心センサーによるサポートと、事故現場急行サービスがある。 | ||
総合 | 東京海上日動 | イーデザイン損保 |
補強のための補償・サービスは東京海上日動の方が充実。 |
ご覧のように、補償・サービスの厚みを基準に比較すると、代理店型の東京海上日動が優勢です。
自動車保険では、事故が起こってから、損害保険会社が調査や示談交渉をおこなって、保険金額が決まり、支払われます。
そのスムーズさや迅速さに、損害保険会社の実力の差が出ます。
両社の比較では東京海上日動が優勢です。
東京海上日動 | イーデザイン損保 |
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事故対応の評判を知るには、公正な顧客満足度調査が参考になります。
オリコン顧客満足度ランキング | 東京海上日動 | イーデザイン損保 |
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オリコン事故対応ランキング2024年版によると、東京海上日動は4位、イーデザイン損保は8位でした。 | ||
価格.com事故対応満足度ランキング | 東京海上日動 | イーデザイン損保 |
価格.com事故対応ランキング2024年版によると、東京海上日動は2位、イーデザイン損保は8位でした。 | ||
J.D.パワー事故対応満足度調査 | 東京海上日動 | イーデザイン損保 |
J.D.パワー事故対応満足度調査2024年版によると、東京海上日動は6位、イーデザイン損保は2位でした。 | ||
総合 | 東京海上日動 | イーデザイン損保 |
東京海上日動の優勢勝ちです。 |
イーデザイン損保は、事故現場にセコムの警備員が急行して、現場対応を代行・支援するサービスを、加入者全員に無料で提供しています。
こうしたサービスも、好評につながっているかもしれません。
2つの自動車保険を、7パターンの年齢と等級の組み合わせで見積もり比較しました。
それ以外の見積もり条件は統一しています。車両保険は付けていません。金額は一括払い(年払い)保険料です。
当然のこととはいえ、比較した全パターンで、イーデザイン損保の方があきらかに安くなりました。
東京海上日動 | イーデザイン損保 |
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ここまでいろいろな切り口で勝敗を判定しましたが、振り返ると下のようになります。
補償内容の充実 | 東京海上日動 | イーデザイン損保 |
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事故対応の評判 | 東京海上日動 | イーデザイン損保 |
保険料の割安感 | 東京海上日動 | イーデザイン損保 |
総合 | 東京海上日動 | イーデザイン損保 |
商品の中身や品質は東京海上日動が勝っていて、割安なのはイーデザイン損保という常識的な結論になりました。予想外に東京海上日動が安いとか、イーデザイン損保の品質が高い、というような意外性はありませんでした。
となると、加入者が何を重視するかによって、優劣が決まります。
勝敗無し
こちらの自動車保険と比較してください。
以下で、各商品の特徴を説明しています。
『おとなの自動車保険』が主力商品です。
商品名から想像されるとおり、30〜60代をメインターゲットとしています。この年代の保険料は、他の年代と比べて安く設定されています。
とりわけ、運転する若い子どもが同居する世帯の保険料は割安です。
品質に対する評判はまずまずで、大手損保に近いレベルを期待できます。
大手損保、損保ジャパンのグループ企業という安心感もあります。ちなみに、以前はセゾン自動車火災という会社名でした。
事故対応の評判の高さが、おすすめのポイントです。
上でご案内したランキングでは、代理店型、ダイレクト型(ネット通販)をひっくるめて、事故対応でトップクラスの評判をとっています。
高い品質が評価されてのことか、ダイレクト型(ネット通販)損保の売上高トップを、ここ数年独走しています。
標準的なプランの保険料は、ダイレクト型としては高めです。『安全運転でキャッシュバック』プランを選べば、ダイレクト型の中でも安くなります。
自動車保険の無料一括見積りサービスはいくつかありますが、以下の理由で、こちらのサービスをおすすめします。
自動車保険サイトの1社分の情報を入力すると、おもな自動車保険の保険料が図のように一覧表示されます。
その後、個々の自動車保険のホームページに移動して、さらに条件を変えて、試算をやり直すこともできます。
このサイトの利用者を対象としたアンケート調査によると、月々の保険料が平均して約25,000円安くなったそうです。