70代の人にとって、コストパフォーマンスが高い、お勧めの自動車保険をご案内します。

70代になると事故発生率が目に見えて上がり始めます。それにつれて、保険料も高くなります。しっかり商品選びをしたいです。

下のグラフは、運転者(二輪車を含む)の年代別交通事故発生率をあらわしています(警察庁『交通事故の発生状況(2024年版)』より)。

年代別交通事故発生率

16~19 20~24 25~29 30~34 35~39 40~44 45~49 50~54 55~59 60~64 65~69 70~74 75~79 80~84 85~∞

このページでは、コストパフォーマンスという視点から、70代にお勧めしたい自動車保険をご案内します。

保険料が安い、おすすめの自動車保険は、こちらです!

70代におすすめ

  • 〔ソニー損保「キャッシュバックプラン」〕
  • 〔チューリッヒ「ネット専用自動車保険」〕
  • 〔三井ダイレクト損保〕

  • 〔こくみん共済coop〕

チューリッヒは『スーパー自動車保険』と『ネット専用自動車保険』の2つの商品を販売しています。お勧めは後者です。

75歳20等級、車両保険なしのシンプルな補償プランで保険料を比較しました。

【お勧め商品の保険料例】

ソニー損保 CBプラン チューリッヒ 「ネット専用」 三井ダイレク ト損保 こくみん共済 coop ダイレクト 型相場

ソニー損保の保険料は、条件を達成して30%のキャッシュバックを受け取ったときの、実質負担額です。

補足説明

安さの順位は、見積もり条件を変えると入れ替わります。

また、補償をけずることで、保険料をさらに安く出来ます。どのくらい補償をけずれるかは、商品によって異なります。

お勧めの自動車保険の、それぞれの特徴を教えてください。

ソニー損保『安全運転でキャッシュバックプラン』なら、業界屈指の品質が、ダイレクト(ネット)型の相場より安く手に入るかも!

日本を代表する企業、ソニーグループ傘下のダイレクト損保です。

メリット
  • 20年以上ダイレクト損保売上高トップを独走。
  • 顧客対応・事故対応の評判は業界トップクラス。
デメリット
  • 条件をクリアしないとキャッシュバックプランを受けられない。
  • キャッシュバックプラン以外は保険料が高い。

ソニー損保が公表している実績によると、キャッシュバックプランを選んだ人の約80%が、最大である30%のキャッシュバックを受け取っています。そんなに難しいわけではないようです

条件の達成状況によっては、キャッシュバックがゼロになることもあります。慎重に判断してください。

チューリッヒ『ネット専用自動車保険』は、業界きっての格安自動車保険です。

チューリッヒ保険は『スーパー自動車保険』と『ネット専用自動車保険』の2つを販売しています。お勧めするのは後者です。

メリット
  • 『ネット専用自動車保険』は業界屈指の安い保険料。
  • ロードサービスを外して、さらに安くできる。
デメリット
  • 苦情の多さ、解約の多さとも業界ワーストクラス。
  • 申込条件等に制約がある。

制約の例

  • 手続きはインターネットのみ
  • 保険料払込は、クレカ一括払いのみ
  • 申し込みできるのは21〜79歳の個人のみ(更新は79歳以降も可能)
  • 自動継続(更新したくないときは、事前に手続きする)

チューリッヒの主力商品は『スーパー自動車保険』ですが、ここでお勧めしているのは『ネット専用自動車保険』の方です。おまちがえなく。

下でご案内している一括見積りサービスをご利用いただくと、自動的に『ネット専用自動車保険』の見積もりが手に入ります。

三井ダイレクト損保は、大手損保系列の安心感と、保険料の割安感を両立させています。

大手損保グループMS&ADインシュアランスグループ(三井住友海上、あいおいニッセイ同和)のダイレクト損保です。

メリット
  • 大手損保系列という安心感がある。品質面での不安材料は少ない。
  • ダイレクト(ネット)型では珍しいドライブレコーダー特約がある。
デメリット
  • 目につくような懸念事項はない。

「保険料を安くおさえたいけれど、安心感も犠牲にしたくない」という方々に、候補に加えていただきたい自動車保険です。

こくみん共済coop(全労済)は、高齢になるほど割安感が高くなります。

こくみん共済coopの自動車共済「マイカー共済」は、損保会社の自動車保険に同等レベルの補償・サービスを提供しています。どなたでも加入できます。

メリット
  • 店舗での申込、ネット申込の両方が可能。
  • 高齢になるほど割安感が高くなる。
  • 補償・サービスは自動車保険と同レベル。
  • 自動車保険との間で等級引き継ぎ可能。
デメリット
  • 評判・口コミが少なく、顧客満足度は未知数。

下でご案内している一括見積りサービスに参加しており、簡単に自動車保険と比較できます。

自動車保険の無料一括見積りサービスはいくつかありますが、以下の理由で、こちらのサービスをおすすめします。

  • 1回入力すれば、複数の気になる自動車保険の見積りが、一気に作成されます。
  • 参加している保険会社数が多く、おすすめしたい自動車保険がすべて含まれています。
  • 『保険見直し本舗』(全国360店舗)を展開する株式会社ウェブクルーによるサービスなので、安心感がある。
  • サイトの利用はもちろん無料。
  • サイトは使いやすく、各損害保険会社とのつながりはスムーズ。

自動車保険サイトの1社分の情報を入力すると、おもな自動車保険の保険料が図のように一覧表示されます。

その後、個々の自動車保険のホームページに移動して、さらに条件を変えて、試算をやり直すこともできます。

このサイトの利用者を対象としたアンケート調査によると、月々の保険料が平均して約25,000円安くなったそうです。

代理店型自動車保険は、そんなに保険料が高いのですか?

代理店の経営コストが保険料に加算されるので、代理店型自動車保険は保険料が高くなります。

7パターンの年齢と等級の組み合わせで、代理店型とダイレクト(ネット)型の年払い保険料の平均を比較したのが、下のグラフです。

ダイレクト型 代理店型 10万円 5万円 0 21歳 7等級 26歳 7等級 35歳 10等級 45歳 17等級 55歳 20等級 65歳 20等級 75歳 20等級

代理店型自動車保険の保険料には、代理店の経営コストが含まれます。そのため、ダイレクト(ネット)型自動車保険より高くなります。

ここ数年、代理店とのやり取りが電話・郵送だけなら、ダイレクト(ネット)型への切り替えをご検討ください。

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