20代前半(21歳〜25歳)の人にとって、コストパフォーマンスが高い、おすすめの自動車保険は何ですか?
年代にあった、コスパの良い自動車保険をご案内します。
下のグラフは、運転者(二輪車を含む)の年代別交通事故発生率をあらわしています(警察庁『交通事故の発生状況(2022年度版)』より)。
20代前半の事故発生率は高く、それにともなって保険料も高くなります。
このページでは、コストパフォーマンスという視点から、20代前半の人にお勧めしたい自動車保険をご案内します。
保険料が安い、おすすめの自動車保険は、こちらです!
ダイレクト型の相場(平均)より安い保険料を期待できる自動車保険です。
20代前半におすすめ
- 〔SBI損保〕
- 〔セコム損保〕
- 〔ソニー損保「キャッシュバックプラン」〕
- 〔チューリッヒ「ネット専用自動車保険」〕
チューリッヒは『スーパー自動車保険』と『ネット専用自動車保険』の2つの商品を販売しています。お勧めは後者です。
21歳6等級、車両保険なしのシンプルな補償プランで保険料を比較しました。
ソニー損保の保険料は、条件を達成して30%のキャッシュバックを受け取ったときの、実質負担額です。
補足説明
安さの順位は、見積もり条件を変えると入れ替わります。
また、補償をけずることで、保険料をさらに安く出来ます。どのくらい補償をけずれるかは、商品によって異なります。
お勧めの自動車保険の、それぞれの特徴を教えてください。
商品ごとにメリット・デメリットを解説します。
SBI損保
インターネット上での金融サービスを多角的に展開するSBIグループの損保会社です。
メリット |
- 売れ行き好調。
- たいていの見積もり条件で、業界上位の安さ。
- 解約発生率はトップクラスの少なさ。
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デメリット |
- 苦情発生率はかなり高い。
- ランキングでの事故対応の評判は悪い。
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SBI損保は、苦情はトップクラスの多さだが、解約はトップクラスに少ないという、珍しい特徴があります。
下図は、ダイレクト損保の2023年度の苦情と解約の発生率です(チューリッヒの苦情は推定値)。
苦情は多いが、解約は少ないということは、重大なトラブルは少ないと考えられます。
品質面に不満を感じながらも、「保険料が安いのだから、このくらいなら許せる」と判断している人が多いのかもしれません。
セコム損保
国内最大の安全保障会社セコムグループの損保会社です。
メリット |
- 合理的に補償をけずって、さらに安くできる。
- 「セコムの現場急行サービス」がある。
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デメリット |
- 自動車保険の売上高がかなり小さい。
- 口コミ情報がかなり少ない。
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保険料を下げる方法のうち、対物賠償保険に免責金額を設定することを、とくにお勧めします。どなたでも設定できて、保険料の節約効果が高いです。
下のグラフは、おもなダイレクト(ネット通販)損保の、2023年度自動車保険売上高です。
ソニー損保『安全運転でキャッシュバックプラン』
メリット |
- 20年以上ダイレクト損保売上高トップを独走。
- 顧客対応・事故対応の評判は業界トップクラス。
- おトクなキャッシュバックプランがある。
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デメリット |
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下のグラフは、おもなダイレクト(ネット通販)損保の、2023年度自動車保険売上高です。ソニー損保はトップを独走中です。
下のグラフは、ダイレクト損保の2023年度の苦情と解約の発生率です(チューリッヒは推定値)。
超割安プラン
ソニー損保には『安全運転でキャッシュバック』というお得なプランが用意されています。
いくつかの安全運転の条件をクリアすると(そんなに難しくないです)、最大で保険料の30%がキャッシュバックされます。
チューリッヒ『ネット専用自動車保険』
チューリッヒ保険は『スーパー自動車保険』と『ネット専用自動車保険』の2つを販売しています。お勧めするのは後者の『ネット専用自動車保険』です。
メリット |
- 『ネット専用自動車保険』は業界屈指の安い保険料。
- ロードサービスを外して、さらに安くできる。
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デメリット |
- 苦情の多さ、解約の多さとも業界ワースト。
- 申込条件等に制限がある。
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下図は、おもな自動車保険の2023年度の中途解約の発生率をあらわしています。解約の原因は商品への不満とは限りませんが、チューリッヒ保険は異常に多いです。
下のグラフは、おもなダイレクト損保の、2021⇨2023年度の自動車保険売上高伸び率をあらわしています。線が右に伸びているのが増加、左に伸びているのが減少です。
チューリッヒ保険は、販売好調な損保会社の一つです。
解約発生率を見る限り、チューリッヒ保険の顧客満足度はかなり低いと考えられます。しかし、それにもかかわらず、売り上げは順調に伸びています。
『ネット専用自動車保険』の飛び抜けた安さが消費者にアピールしているのでしょうか?
無料一括見積りなら、保険スクエアbang! 自動車保険へ
自動車保険の無料一括見積りサービスはいくつかありますが、以下の理由で、こちらのサービスをおすすめします。
- 1回入力すれば、複数の気になる自動車保険の見積りが、一気に作成されます。
- 参加している保険会社数が多く、おすすめしたい自動車保険がすべて含まれています。
- 『保険見直し本舗』(全国300店舗以上)を展開する株式会社ウェブクルーによるサービスなので、安心感がある。
- サイトの利用はもちろん無料。
- サイトは使いやすく、各損害保険会社とのつながりはスムーズ。
自動車保険サイトの1社分の情報を入力すると、おもな自動車保険の保険料が図のように一覧表示されます。
その後、個々の自動車保険のホームページに移動して、さらに条件を変えて、試算をやり直すこともできます。
このサイトの利用者を対象としたアンケート調査によると、月々の保険料が平均して約25,000円安くなったそうです。
代理店型自動車保険は、そんなに保険料が高いのですか?
代理店型とダイレクト型の保険料の相場を比較しました。そこにはあきらかな差がありました。
おもな代理店型自動車保険とダイレクト型自動車保険の保険料を、できるだけ条件設定をそろえて見積もりし、その平均(相場)を比較したグラフです。金額は、年払い保険料です。
代理店型のほうが保険料が高いことには、理由があります。
ダイレクト型自動車保険の方が安いことには、ちゃんとした理由があります。
下図は、代理店型とダイレクト型の、損害保険会社と顧客との関係を表しています。
代理店型自動車保険の保険料には、代理店の経営コストが加算されています。
代理店型自動車保険に加入していて、契約の更新や変更などの手続きを、ネットや電話だけでおこなっている人は、ある意味、損をしているかもしれません。
代理店型の保険料を払いながら、ダイレクト型並のサービスしか受けていないわけですから。