30代の人にとって、コストパフォーマンスが高い、お勧めの自動車保険をご案内します。

30代に入ると事故発生率は少なくなり、とくに後半からは全年代の中でも少なくなります。その分保険料は安くなり、価格競争が激化し始めます。

下のグラフは、運転者(二輪車を含む)の年代別交通事故発生率をあらわしています(警察庁『交通事故の発生状況(2024年版)』より)。

年代別交通事故発生率

16~19 20~24 25~29 30~34 35~39 40~44 45~49 50~54 55~59 60~64 65~69 70~74 75~79 80~84 85~∞

このページでは、コストパフォーマンスという視点から、30代にお勧めしたい自動車保険をご案内します。

保険料が安い、おすすめの自動車保険は、こちらです!

30代におすすめ

  • 〔SBI損保〕
  • 〔チューリッヒ「ネット専用自動車保険」〕
  • 〔三井ダイレクト損保〕

チューリッヒは『スーパー自動車保険』と『ネット専用自動車保険』の2つの商品を販売しています。お勧めは後者です。

35歳10等級、車両保険なしのシンプルな補償プランで保険料を比較しました。

【お勧め商品の保険料例】

SBI損保 チューリッヒ 「ネット専用」 三井ダイレク ト損保 ダイレクト 型相場

補足説明

安さの順位は、見積もり条件を変えると入れ替わります。

また、補償をけずることで、保険料をさらに安く出来ます。どのくらい補償をけずれるかは、商品によって異なります。

お勧めの自動車保険の、それぞれの特徴を教えてください。

SBI損保は、どんな見積もり条件でも割安なのが魅力です。

ネットでの金融サービス事業を多角的に展開するSBIグループの損保会社です。

メリット
  • 売れ行き好調。
  • 解約発生率は低く、大きなトラブルは少ない。
  • たいていの見積もり条件で割安な保険料。
デメリット
  • 苦情発生率はかなり多い。
  • ランキングでの事故対応の評判は悪い。

苦情が多く解約は少ないことから、ささいなトラブルは多いが、大きなトラブルは少ないと考えられます。

品質面に不満を感じながらも、「保険料が安いのだから、このくらいなら許せる」と判断している人が多いのかもしれません。

チューリッヒ『ネット専用自動車保険』は、業界きっての格安自動車保険です。

チューリッヒ保険は『スーパー自動車保険』と『ネット専用自動車保険』の2つを販売しています。お勧めするのは後者です。

メリット
  • 『ネット専用自動車保険』は業界屈指の安い保険料。
  • ロードサービスを外して、さらに安くできる。
デメリット
  • 苦情の多さ、解約の多さとも業界ワーストクラス。
  • 申込条件等に制約がある。

制約の例

  • 手続きはインターネットのみ
  • 保険料払込は、クレカ一括払いのみ
  • 申し込みできるのは21〜79歳の個人のみ
  • 自動継続(更新したくないときは、事前に手続きする)

チューリッヒの主力商品は『スーパー自動車保険』ですが、ここでお勧めしているのは『ネット専用自動車保険』の方です。おまちがえなく。

下でご案内している一括見積りサービスをご利用いただくと、自動的に『ネット専用自動車保険』の見積もりが手に入ります。

三井ダイレクト損保は、大手損保系列の安心感と、保険料の割安感を両立させています。

大手損保グループMS&ADインシュアランスグループ(三井住友海上、あいおいニッセイ同和)のダイレクト損保です。

メリット
  • 大手損保系列という安心感がある。品質面での不安材料は少ない。
  • ダイレクト(ネット)型では珍しいドライブレコーダー特約がある。
デメリット
  • 目につくような懸念事項はない。

「保険料を安くおさえたいけれど、安心感も犠牲にしたくない」という方々に、候補に加えていただきたい自動車保険です。

自動車保険の無料一括見積りサービスはいくつかありますが、以下の理由で、こちらのサービスをおすすめします。

  • 1回入力すれば、複数の気になる自動車保険の見積りが、一気に作成されます。
  • 参加している保険会社数が多く、おすすめしたい自動車保険がすべて含まれています。
  • 『保険見直し本舗』(全国360店舗)を展開する株式会社ウェブクルーによるサービスなので、安心感がある。
  • サイトの利用はもちろん無料。
  • サイトは使いやすく、各損害保険会社とのつながりはスムーズ。

自動車保険サイトの1社分の情報を入力すると、おもな自動車保険の保険料が図のように一覧表示されます。

その後、個々の自動車保険のホームページに移動して、さらに条件を変えて、試算をやり直すこともできます。

このサイトの利用者を対象としたアンケート調査によると、月々の保険料が平均して約25,000円安くなったそうです。

代理店型自動車保険は、そんなに保険料が高いのですか?

代理店の経営コストが保険料に加算されるので、代理店型自動車保険は保険料が高くなります。

7パターンの年齢と等級の組み合わせで、代理店型とダイレクト(ネット)型の年払い保険料の平均を比較したのが、下のグラフです。

ダイレクト型 代理店型 10万円 5万円 0 21歳 7等級 26歳 7等級 35歳 10等級 45歳 17等級 55歳 20等級 65歳 20等級 75歳 20等級

代理店型自動車保険の保険料には、代理店の経営コストが含まれます。そのため、ダイレクト(ネット)型自動車保険より高くなります。

ここ数年、代理店とのやり取りが電話・郵送だけなら、ダイレクト(ネット)型への切り替えをご検討ください。

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