統計データをもとに、各自動車保険の顧客満足度を客観的に分析しました。

日本損害保険協会などが公表している統計データ、損害保険各社が公開している業績データなど、客観的な情報をもとに、自動車保険の人気・評判を分析しています。

苦情が多い損害保険会社、少ない損害保険会社はどれですか?

ダイレクト損保の苦情発生状況を比較しました。

日本損害保険協会が公表している、苦情受付件数をもとに、損保各社の苦情発生率を判定しました。

チューリッヒ保険は日本損害保険協会の会員ではないため、自社受付件数と外国損害保険協会受付件数をもとに判定しました。

そのため、判定の正確さが、他の会社より低いです。

グラフは、2023年度の苦情発生状況を表しています。オレンジ色の線が長いほど、苦情が多いです。

チューリッヒ SBI損保 楽天損保 三井ダイレクト損保 アクサダイレクト イーデザイン損保 SOMPOダイレクト ソニー損保 セコム損保

苦情が多いダイレクト型

  • SBI損保
  • チューリッヒ保険

苦情が少いダイレクト型

  • セコム損保
  • ソニー保険
  • SOMPOダイレクト

代理店型の損保の苦情発生状況を比較しました。

上と同じやり方で、代理店型の損保の苦情発生状況を比較しました。

ピンク色の線が長いほど、苦情が多いです。なお、上のダイレクト損保のグラフとは、単位が異なるので、単純比較は出来ません。

日新火災 東京海上日動 共栄火災 あいおいニッ セイ同和 損保ジャパン AIG損保 三井住友海上

苦情が多い代理店型

  • 日新火災

苦情が少い代理店型

  • AIG損保
  • 三井住友海上

ダイレクト損保と比べると、代理店型の損保は、法人契約の割合が圧倒的に高く、また商品ラインナップもはるかに多いです。

ダイレクト損保と代理店型の損保とでは、前提条件のへだたりが大きいため、別々に比較しました。

解約が多い損害保険会社、少ない損害保険会社はどれですか?

おもな自動車保険の解約発生状況を比較しました。

損害保険各社は、毎年、自動車保険の解約発生率を公表しています。

グラフは、2023年度の解約発生状況を表しています。黄土色の線が長いほど、解約が多いです。

会社名が青いのが、ダイレクト型です。

チューリッヒ 楽天損保 セコム損保 東京海上日動 損保ジャパン あいおいニッ セイ同和 日新火災 イーデザイン損保 アクサダイレクト 三井住友海上 共栄火災 AIG損保 ソニー損保 三井ダイレクト 損保 SOMPO ダイレクト SBI損保

解約がとくに多い

  • セコム損保
  • チューリッヒ
  • 楽天損保

解約がとくに少い

  • SBI損保
  • ソニー損保
  • SOMPOダイレクト
  • 三井ダイレクト損保

解約がとくに多いのも、とくに少ないのも、ダイレクト型自動車保険なのですね!

自動車保険の売上を伸ばしている、人気がある損害保険会社はどこですか?

おもな自動車保険の売上の伸び率を比較しました。

損害保険各社が毎年公表している、自動車保険の売上高をもとに、2020年度⇨2023年度の売上高の伸び率を比較しました。

水色が増加、ピンク色が減少です。

会社名が青いのが、ダイレクト型です。

SOMPOダイレクト ソニー損保 チューリッヒ SBI損保 セコム損保 あいおいニッ セイ同和 アクサダイレクト 東京海上日動 共栄火災 三井住友海上 損保ジャパン 日新火災 三井ダイレクト損保 AIG損保 イーデザイン損保 楽天損保

売上が絶不振

  • AIG損保
  • イーデザイン損保
  • 楽天損保

売上が絶好調

  • SBI損保
  • ソニー損保
  • SOMPOダイレクト
  • チューリッヒ

売上が減少している原因は、➊不人気で新規獲得が出来ていない、➋既加入者が更新しないで他社に流れている、の両方が考えられます。

【結論】人気・満足度の低い自動車保険、高い自動車保険が決まりました!

このページの3つの比較の結果をまとめました。

上の3つのランキングから、安定して低評価だった会社、高評価だった会社を抜き出しました(50音順)。

人気・満足度が低い

  • 〔チューリッヒ〕
  • 〔東京海上日動〕
  • 〔日新火災〕
  • 〔楽天損保〕

人気・満足度が高い

  • 〔ソニー損保〕
  • 〔SOMPOダイレクト〕
  • 〔三井住友海上〕

自動車保険の無料一括見積りサービスはいくつかありますが、以下の理由で、こちらのサービスをおすすめします。

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自動車保険サイトの1社分の情報を入力すると、おもな自動車保険の保険料が図のように一覧表示されます。

その後、個々の自動車保険のホームページに移動して、さらに条件を変えて、試算をやり直すこともできます。

このサイトの利用者を対象としたアンケート調査によると、月々の保険料が平均して約25,000円安くなったそうです。

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