東京海上ダイレクトとソニー損保の自動車保険とを、徹底比較しました!
2つのダイレクト(ネット)型自動車保険を、徹底比較します。



2つのダイレクト(ネット)型自動車保険を、徹底比較します。
この2社は、それぞれ大手の企業グループに属しています。
東京海上ダイレクト | ソニー損保 |
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東京海上グループ(東京海上日動など)
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ソニーフィナンシャルグループ(ソニー生命、ソニー銀行など)
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ソニーフィナンシャルグループは、もちろんエレクトロニクス企業ソニーの傘下です。
以上のように、東京海上ダイレクトとソニー損保のどちらにも、自動車保険を任せる上で、不安はありません。
東京海上ダイレクト | ソニー損保 |
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自動車保険の基本的な仕組みや補償内容は業界内で統一されています。どちらの商品も必要不可欠な機能は完備しています。
ただし、基本機能を補強する補償・サービスには商品による差があります。
判定結果は下のようになりました。
東京海上ダイレクト | ソニー損保 |
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それぞれの補償内容を、保険の種類ごとに比較しました。
対人賠償保険 | 東京海上ダイレクト | ソニー損保 |
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対人賠償保険自体はほぼ同じ。東京海上ダイレクトは対人臨時費用保険金も出る。 | ||
対物賠償保険 | 東京海上ダイレクト | ソニー損保 |
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対物賠償保険は、ほぼ同じ内容。 | ||
人身傷害保険 | 東京海上ダイレクト | ソニー損保 |
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人身傷害保険本体はほぼ同じ。特約は東京海上ダイレクトの方が多い。 | ||
車両保険 | 東京海上ダイレクト | ソニー損保 |
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ソニー損保は特約の充実度が高い。 | ||
ロードサービス | 東京海上ダイレクト | ソニー損保 |
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東京海上ダイレクトは、長距離ドライブのときのサービスが薄い。 | ||
総合 | 東京海上ダイレクト | ソニー損保 |
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どちらもダイレクト(ネット)型に中では充実度高め。 |
自動車保険では、事故が起こってから、損害保険会社が調査や示談交渉をおこなって、保険金額が決まり、支払われます。
そのスムーズさや迅速さに、損害保険会社の実力の差が出ます。
両社の比較ではソニー損保が優勢です。
東京海上ダイレクト | ソニー損保 |
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事故対応の評判を知るには、公正な顧客満足度調査と苦情件数が参考になります。
オリコン顧客満足度ランキング | 東京海上ダイレクト | ソニー損保 |
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『オリコン顧客満足度ランキング自動車保険2025』によると、ソニー損保は1位、東京海上ダイレクトは4位。 | ||
価格.com事故対応ランキング | 東京海上ダイレクト | ソニー損保 |
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『価格.com満足度ランキング2025』では、ソニー損保は1位、東京海上ダイレクトは9位でした。 | ||
J.D.パワー事故対応満足度調査 | 東京海上ダイレクト | ソニー損保 |
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『J.D.パワー自動車保険事故対応満足度調査2024』によると、ソニー損保は1位、東京海上ダイレクトは2位でした。前の年もソニー損保の方が上位でした。 | ||
苦情発生率 | 東京海上ダイレクト | ソニー損保 |
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2024年度の苦情発生率は、ソニー損保のほうが低いです。前の年も同様の結果でした。 | ||
総合 | 東京海上ダイレクト | ソニー損保 |
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ソニー損保の圧勝ですが、東京海上ダイレクトも好評です。 |
両社の自動車保険の保険料を、7パターンの年齢と等級の組み合わせで、比較しましたが、結果は以下のようになりました。
東京海上ダイレクト | ソニー損保 |
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なお、ソニー損保にはおトクな『安全運転でキャッシュバックプラン』がありますが、フェアではないので、上の判定には含めていません。
1年目(=新規加入時)の保険料を比較しました。対人・対物賠償保険=無制限、人身傷害保険=3000万円、車両保険=100万円の、年払い保険料です。
東京海上ダイレクトの方が、安くなる可能性は高いようです。
どちらの商品にもインターネット割引があります。割引の大きさは1年目が最大で、2年目から減少し、3年目以降は固定されます。
ここでは、3年目の更新のときの保険料をシミュレーションし、比較しました。無事故で、保険を使っていないものとします。見積もり条件は1年目と同じです。
1年目と比べてどちらも金額は高くなっていますが、やはり東京海上ダイレクトの方が割安感が高いです。
留意点
ここでは、平均的な見積もり条件とシンプルな補償プランで比較しています。すべての方に当てはまるものではありません。必ずご自分の条件で見積もりを比較してください。
ソニー損保には『安全運転でキャッシュバックプラン』があります。いくつかの条件をクリアすると、最大で保険料の30%がもどってきます。
上でご覧いただいた1年目の保険料のうち、ソニー損保の保険料を、30%のキャッシュバックを受けたときの実質負担額に置き換えました。
全パターンでソニー損保の方が安くなりました。
『安全運転でキャッシュバックプラン』については、下で詳しく解説しています。
ここまでいろいろな切り口で勝敗を判定しましたが、振り返ると下のようになります。
安全性、信頼性 | 東京海上ダイレクト | ソニー損保 |
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補償内容の充実 | 東京海上ダイレクト | ソニー損保 |
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事故対応の評判 | 東京海上ダイレクト | ソニー損保 |
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保険料の割安感 | 東京海上ダイレクト | ソニー損保 |
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総合 | 東京海上ダイレクト | ソニー損保 |
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品質でソニー損保を選ぶか、安さで東京海上ダイレクトを選ぶかの判断になります。ただし、ソニー損保には『安全運転でキャッシュバックプラン』という割安なプランがあるので、有利です。
【勝者】
こちらの自動車保険と比較してください。
『おとなの自動車保険』は、商品名から想像されるとおり、30〜60代をメインターゲットとしています。この年代の保険料は、他の年代と比べて安く設定されています。
とりわけ、運転する若い子どもが同居する世帯の保険料は割安です。
品質に対する評判はまずまずで、大手損保に近いレベルを期待できます。
大手損保、損保ジャパンのグループ企業という安心感もあります。ちなみに、以前はセゾン自動車火災という会社名でした。
自動車保険の無料一括見積りサービスはいくつかありますが、以下の理由で、こちらのサービスをおすすめします。
自動車保険サイトの1社分の情報を入力すると、おもな自動車保険の保険料が図のように一覧表示されます。
その後、個々の自動車保険のホームページに移動して、さらに条件を変えて、試算をやり直すこともできます。
このサイトの利用者を対象としたアンケート調査によると、月々の保険料が平均して約25,000円安くなったそうです。