一線で活躍するFP(ファイナンシャル・プランナー)16人が自動車保険をランキング化しました!

保険料の安さやオイシイ宣伝文句に目を奪われていると、いざというときに「こんなはずでは・・・」となりかねません。

本当に役に立つ自動車保険を、16名のFP(ファイナンシャル・プランナー)のアンケート結果をもとに、ランキング化しました。

保険選びの参考にしてください。

自動車保険ランキングの概要

アンケート調査の実施主体 株式会社宝島社
調査の実施時期 2016年10月頃
参画したFP
  • 稲村優貴子(FP for You)
  • 大木美子(おおきFP事務所)
  • 小佐井憲彦((株)First)
  • 清水正子
  • 田中香津奈(フェリーチェプラン)
  • 千村朗(FPアソシエイツ&コンサルティング)
  • 長尾義弘
  • 中里邦宏(FP提案書工房)
  • 長谷剛史(長谷ファイナンシャルプランナー事務所)
  • 平塚士郎(エスコート税理士法人)
  • 平野雅章(全国FP相談協会代表理事)
  • 福島えみ子
  • 松浦健二(AllAbout医療保険ガイド)
  • 松木祐司
  • 松山智彦
  • 横川由里(FPエージェンシー)
メディアへの露出が多いFPがそろっています(敬称略)。

16人の保険のプロによる、自動車保険ランキング

ランキングの結果は以下の通りです。

なお、個々の商品のコメントには、当サイト管理人の考えも書き込んでいます。

イーデザイン損保

東京海上グループのダイレクト(ネット通販)型自動車保険です。宝島社によるランキングでは、2年連続での1位。

東京海上グループの安心感と事故対応の品質の高さを前面に出しています。

イーデザイン損保は、オリコン日本顧客満足度調査でも、高評価を獲得しています。

また、事故のときに、セコムの警備員が現場に急行するサービスが、標準で付いています。

業界初無事故割引も注目です。1年間無事故であれば、次回の更新のときに、保険料が2%割引になります。わずか2%の割引ですが、20等級でも割引を受けることができます。

SBI損保

ダイレクト(ネット通販)型の中でも、保険料が安い自動車保険の一つです。特に、車両保険を付けないときは、トップクラスの安さです。

ダイレクト(ネット通販)型自動車保険のほとんどは、年間走行距離で保険料が変わります。そんな中、SBI損保は年間走行距離に関係なく一律の金額にしていました。

それが、2016年10月に商品改定があり、SBI損保も、年間走行距離により保険料が変わる仕組みに切り替りました。

走行距離の多い人は、更新のときに保険料が上がるかもしれません。

もっとも、商品改定後も、保険料が安い自動車保険の一つであり続けています。

チューリッヒ保険

チューリッヒ保険は、『スーパー自動車保険』と『ネット専用自動車保険』の2つの商品を販売しています。

ランキング入りしたのは『スーパー自動車保険』の方です。

平日・祝日とも、20時までに事故受付したら、その日のうちに事故対応を開始してくれます。大事故のときは、訪問サービスも実施してくれます。

ロードサービスのメニューの中に、搭乗者は当然として、ペットの(宿泊や移動の)費用も含まれているなど、充実した補償が魅力です。

そして、手厚い補償内容にしては、割安感のある保険料設定です。

富士火災

代理店型自動車保険としてはトップの4位にランクイン。

複数の商品を販売していますが、ランク入りしたのは『ベリエスト』です。

富士火災の事故対応の評判は、J.D.パワーやオリコンの事故対応満足度ランキングでも、安定して良好です。

以下のような、他社より手厚い事故対応が、高評価のようです。

  • 社員による初期対応が24時間可能。
  • 事故受付から24時間以内に連絡。
  • 事故受付から48時間以内に自宅訪問。

なお、富士火災はAIU保険と合併し、2018年1月よりAIG損保として生まれ変わりました。

東京海上日動

日本国内で、もっとも売れている自動車保険の一つです。

実績とブランド力、そして全国的な拠点数の多さが、安心感につながります。

SOMPOダイレクト

SOMPOダイレクトは、損保ジャパングループの企業です。以前はセゾン自動車火災という会社名でした。

SOMPOダイレクトの主力商品は『おとなの自動車保険』です。

商品名のとおり、40~50代を重視した商品の仕組みになっています。

他の年代より、40~50代の保険料の割安感が高くなっています。特に、同居する子どもが運転する世帯には抜群に強いです。

事故のときに、ALSOKの警備員が現場に駆けつけてくれるサービスが、標準で付いているのは、女性や高齢者などにうれしいです。

ソニー損保

ソニー損保の自動車保険は、ダイレクト(ネット通販)型の中で最も売れています。

年間走行距離に応じて変わる保険料を、初めて取り入れたのがソニー損保です。

現在でこそ、追随する他社商品は多くなっています。それでも、走行距離が予定より少なかったときに、翌年の保険料が割り引かれるのは、ソニー損保だけです。

ソニー損保は、代理店型・ダイレクト(ネット通販)型をひっくるめて、事故対応の評判は良好です。

また、事故のときに、セコムの警備員が現場に駆けつけるサービスが、標準で付いています。

ただし、保険料の水準は、ダイレクト(ネット通販)型自動車保険の中では、やや高めになっています。

三井ダイレクト損保

三井住友海上、あいおいニッセイ同和が率いる、MS&ADインシュアランス・グループの、ダイレクト(ネット通販)型自動車保険です。

三井ダイレクト損保の商品の魅力は、バランスの良さです。目立つような特徴はありませんが、どんな条件で見積もりしても、保険料はまずまず安くなります。

事故対応面では、国内大手系列という安心感があります。

より詳しいことは、別冊宝島『よい保険・悪い保険 2017ベスト&ワースト保険"実名"ランキング』をご覧ください。

別冊宝島『よい保険・悪い保険 2017ベスト&ワースト保険実名ランキング』

(株)宝島社のアンケート調査結果は、別冊宝島『よい保険・悪い保険 2017ベスト&ワースト保険"実名"ランキング』にまとめられています。

自動車保険だけでなく、生命保険についても、ジャンル(死亡保険、医療保険、がん保険、学資保険・・・)ごとに、ランキングが掲載されています。

というか、生命保険がメインです。

興味がある方は、入手して、参考になさってください。

自動車保険の無料一括見積りサービスはいくつかありますが、以下の理由で、こちらのサービスをおすすめします。

  • 1回入力すれば、複数の気になる自動車保険の見積りが、一気に作成されます。
  • 参加している保険会社数が多く、おすすめしたい自動車保険がすべて含まれています。
  • 『保険見直し本舗』(全国300店舗以上)を展開する株式会社ウェブクルーによるサービスなので、安心感がある。
  • サイトの利用はもちろん無料。
  • サイトは使いやすく、各損害保険会社とのつながりはスムーズ。

自動車保険サイトの1社分の情報を入力すると、おもな自動車保険の保険料が図のように一覧表示されます。

その後、個々の自動車保険のホームページに移動して、さらに条件を変えて、試算をやり直すこともできます。

このサイトの利用者を対象としたアンケート調査によると、月々の保険料が平均して約25,000円安くなったそうです。

読まれている記事
更新情報