自動車保険を、別の損害保険会社に乗り換えたいのですが、どうすればよいか知りたいです。

他社に乗り換えるための手続きそのものは簡単です。可能なら、更新のつど、乗り換えの検討をおすすめします。

他の自動車保険に乗り換えるのは簡単ですし、また、できるだけマメに検討していただきたいです。

自動車保険の基本は、どの損保会社も似ている

損保各社は、それぞれ魅力ある商品を提供すべく努めています。各社の自動車保険は、それぞれ違って見えるかもしれません。

しかし、基本的な仕組みに限ると、どの商品も似通っています。大差ありません。

というのは、自動車保険は、公共性の高い保険です。自賠責保険(強制保険)の弱点を補うという目的を持っています。

そのため、大切な機能については、どの商品も網羅されています。

また、下で説明しているように、他社の自動車保険に乗り換えても、等級を引き継ぐことができます。

そんなことができるのは、各社の商品の仕組みと等級制度の扱い方が共通しているからです。

そのおかげで・・・

他社の自動車保険に乗り換えても、決定的な失敗を犯す心配は少ないです。

自動車保険は、たびたび商品改定されている

自動車保険は、商品改定が多いです。

たとえば、大手損保の一つ東京海上日動は、過去3年間で、以下のような自動車保険の改定を実施しました。

改定時期 概要
2017年4月
  • 自転車傷害補償特約(一時金払)の新設
  • 対物事故時の補償拡充
  • ドライブエージェント パーソナルの新設
2018年1月
  • 車両搬送費用・レンタカー費用等の補償に関する改定
  • 保険料の改定
2019年1月
  • 車両無過失事故に関する特約の自動セット化
  • 車両新価保険特約の適用期間拡大
  • ドライブエージェント パーソナル特約の対象拡大
  • 保険料の改定

ようするに、毎年のように商品改定をおこなっています。

この傾向は、東京海上日動に限ったことできありません。それぞれの損害保険会社が、精力的に商品改定をおこなっています。

つまり・・・

去年ベストであった商品が、今年もそうとは限りません!

よって、毎年見直すのは極端かもしれませんが、2~3年周期で、おもだった商品をチェックしたいです。

他社に乗り換える手続きは簡単で、日数もさほどかかりません。ただし、じっくり検討できるよう、時間的な余裕を確保したいです。

他社の自動車保険への乗り換えは、だいたい次のような手順で進めます。

新しい自動車保険の契約開始日を決める。元の保険が満期になるときは、その日を確認。
現在の保険の保険証券、車の車検証、車内のメーターの走行距離、運転免許証を手元に集める。
上で集めた書類を踏まえて、候補の自動車保険の見積もりを、できるだけたくさん集める。
見積もり結果をもとに、新しく加入する自動車保険を決める。
元の保険の満期前に、他社に乗り換えるときは、元の保険会社に解約することを伝える。ただし、満期と同時に他社に移るときは、連絡不要。
新しい自動車保険の加入手続きをする。

保険を他社に切りかえるときに、一番やってはいけないのは、無保険の期間を作ることです。

それを避けるには、元の自動車保険の満期日または解約日と、新たな自動車保険の契約開始日を一致させなければなりません。

だからと言って、契約開始日を気にするあまり、新しい保険の検討がおろそかになったら、他社に乗り換える意味が半減してしまいます。

そうならないために、できるだけ時間に余裕を持ってください。

できれば、契約開始日の2ヵ月くらい前には、検討に着手したいです。

新しい保険の加入手続は1〜3日くらいを想定

自動車保険の他社への移行を進めるにあたって、手続そのものにかかる日数は、ある程度予測できます。

現在の自動車保険が満期のときに

他社に移行するなら、移行する損保会社に加入を申し込むだけです。

元の保険の損保会社に更新しないことを伝えたり、何かの手続きをする必要はありません。

よって、手際よく手続きすれば、1日で終わることができます。多少てこずっても(記入ミス・漏れなどがあっても)、3日あれば十分でしょう。

現在の自動車保険が満期になる前に

他社に移行するときは、現在の保険の解約の手続が加わります。解約の手続は、通常は1日で終わります(保険料の返金は、後日になるかもしれません)。

新しい保険の加入手続きと、元の保険の解約手続きは、同時並行で進められます。

ただし、確実を期すなら、新しい保険に加入できることを確認したうえで(=申し込み手続きがすべて終了した後で)、解約手続きに進みましょう。

予定日の2ヵ月くらい前には検討着手

以上のように、手続にかかる日数は、ある程度計算が立ちます。見通しを立てにくいのは、移行先の自動車保険の選定にかかる時間と負担です。

あっさり決まることもありますが、納得できるものを見つけようとすると、それだけ時間はかかりやすくなります。

遅くとも、移行する予定日の2ヵ月くらい前には、移行先の自動車保険の選定に着手したいです。

ちょうど、現在加入している自動車保険の更新の案内が届く頃です。

無料の一括見積サービスを利用して、自動車保険の比較検討を効率的にしましょう。

時間的な余裕を確保できたとしても、複数の自動車保険の比較検討は、手間と時間がかかります。

各損保会社は、ウェブサイトで分かりやすい保険料シミュレーション機能を提供しています。一社分の保険料を算出するだけなら、意外と簡単です。

しかし、比較検討するには、複数の自動車保険について、条件設定を同じにして見積もりをおこなわなければなりません。

異なる損保会社の商品なので、補償・サービスの名前が同じでも、中身が同じとは限りません。逆に、中身は同じでも、補償・サービスの内容が同じとも限りません。

いちいち調べながらだと、時間と手間がかかります。見積もりの最中に、誤解していることに気がついて、何度かやり直すことになるかもしれません。

それ以上に、ミスに気がつかないまま、不利な商品の方を選んでしまう危険があります。

そこで、自動車保険の一括見積もりサービスのご利用をおすすめします。

1回(=1社分)の入力で、おもな自動車保険の見積もりが、一そろいお手元に集まります。しかも、無料です。

自動車保険を、別の損保会社に切りかえるときに、等級がスムーズに移行できるのか心配です。手続で気をつけることはありますか?

現在の自動車保険が満期になるタイミングで、他社に移行するときは、加入者の立場で気にすべきことはありません。

現在の自動車保険は、満期になると自然に消滅します。よって、現在の自動車保険について、解約などの手続きは不要ですし、連絡する必要もありません。

新しい自動車保険に加入する手続きをするだけ。

新しい自動車保険の加入手続で、元の自動車保険の内容(会社名、等級、事故の有無など)を問われます。それに回答するたけで、現在の自動車保険の等級は、新しい自動車保険に引き継がれます。

自動車保険の他社への切りかえ 自動車保険の他社への切りかえ

現在の自動車保険の期間中に無事故だったときは上の図、等級がダウンする事故があったときは下の図(3等級ダウン事故の場合)のようになります。

等級の点では、現在の自動車保険をそのまま更新したのと同じ扱いになります。

ただし、過去の事故の発生状況によっては、加入を断る自動車保険があります。

現在の保険の満期前に他社に切りかえても、大きなデメリットはありません。ただし、気をつけていただきたいことがあります。

元の自動車保険が満期になる前に、他社に切りかえることもできます。

自動車保険の他社への切りかえ

このときでも、図のように等級の引き継ぎが行われるので、等級は現在の自動車保険をそのまま更新したのと同じことになります。

ただし、満期のときに他社に切りかえることに比べて、現在の自動車保険を解約する手間が増えます。

解約の手続き自体は簡単ですが、保険の空白期間が生まれないように、元の保険の解約と、新しい保険の加入を進める必要があります。

年払いの自動車保険を、期間中に解約するのは損

保険料が年払いのときは、先に1年分の保険料を支払っています。解約すると、使っていない保険料は返ってきます。

ただし、ほとんどの場合、返ってくる金額は、日数で計算するより少ない金額です。

たとえば、半年で解約したとしたら、もどってくる金額は、年払い保険料の半分より少なくなります(計算方法は損害保険会社によって異なります)。

年払いの人は、解約する前に、戻ってくる金額を損害保険会社に確認することをおすすめします。

また、解約することが、更新する前からわかっていたら、更新のときに月払い(分割払い)に変更しても良いでしょう。

事故を起こした後の他社への切りかえは、等級の面ではデメリットあり

気をつけたいのが、現在の自動車保険の期間中に事故を起こした場合。

自動車保険の他社への切りかえ

元の自動車保険が満期のときに、他社に切りかえると、等級の取扱いは図のようになります。3等級ダウンして、新しい自動車保険に切りかわります。

もとの自動車保険をそのまま更新するときと比べて、等級の扱いは同じになります。

自動車保険の他社への切りかえ

一方、満期前に他社に切りかえると、図のようになります。

新しい自動車保険に切りかわった時点から3等級ダウンになります。
上の図と見比べると、3等級ダウンの期間が早く始まることになります。

ただし、満期前に解約するのが損か得かは、保険料を試算して比較しないことには、判断できません。新旧の自動車保険の保険料は異なりますから。

解約・他社への移行を、満期まで待った方が得なのか、すぐに切りかえた方が得なのか、見積りをとって判断しましょう。

なお、過去の事故の発生状況によっては、加入を断る自動車保険があります。

他社に移行する手続きは、意外と簡単そうですね。そうなると、移行する自動車保険をスムーズに選べるかが、ポイントですね。

オトクな自動車保険を効率的に見つけるには、主要各社の見積もりを、手早く集めることが鍵になります。

他社への移行の場合、元の自動車保険の補償内容を参考にできます。損保会社によって、保険の中身に違いはありますが、基本の仕組みは共通しています。よって、移行する自動車保険の補償内容は、スムーズに決められそうです。

となると、移行する自動車保険をスムーズに選定できるかが、鍵になりそうです。

パンフレットやホームページなどで、損保各社の商品内容を研究することも大事ですが、見積もりを手にしないと、なかなか結論を出すことはできません。

そして、できるだけ多くの見積もりを集めて比較したいです。

移行する自動車保険とその補償内容の検討を効率的に進めるなら、一括見積りサービスがおすすめです。

主な代理店型、ダイレクト(ネット通販)型の自動車保険を合わせると24社に上ります。

それでも、見積もりを集めるだけなら、時間をかければできそうです。

しかし、見積もりを比較するためには、損保各社の自動車保険の見積もり条件をそろえなければなりません。これがやっかいです。

各社の自動車保険は、基本的な仕組みは共通していますが、補償内容や専門用語の使い方に細々とした違いがあります、それらを理解できていないと、見積もり条件をそろえることが困難になります。

何度か見積もりを作り直したあげくに、それでもちゃんとできているか自信を持てない、となりがちです。

その対策として、おそらくもっとも有効なのが、無料の一括見積サービスです。

1回(=1社分)だけ必要事項を入力すると、主な自動車保険の見積もりが、自動的に手元にそろいます。

入力の手間を省けるうえに、各社の見積もりが共通の補償内容で作成されます。二重に能率的です。

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自動車保険の無料一括見積りサービスはいくつかありますが、以下の理由で、こちらのサービスをおすすめします。

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  • サイトの利用はもちろん無料。
  • サイトは使いやすく、各損害保険会社とのつながりはスムーズ。

自動車保険サイトの1社分の情報を入力すると、おもな自動車保険の保険料が図のように一覧表示されます。

その後、個々の自動車保険のホームページに移動して、さらに条件を変えて、試算をやり直すこともできます。

このサイトの利用者を対象としたアンケート調査によると、月々の保険料が平均して約25,000円安くなったそうです。

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