申込までにやること | 保険会社が言いたがらない保険の選び方

各社の自動車保険を、手際よく見積もりを集めて、比較して絞り込みたいです。どういう手順で進めるのが良いですか？

自動車保険の比較検討の進め方はいろいろあります。ここでは、人気の高い主な自動車保険について、手際よく見積もりを集めて、比較して絞り込む手順を、ご案内します。

概ね以下のような手順で進めます。

見積もりや申し込みに必要な書類等を集める。

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おおよその補償内容（特に、外せない補償）を決める。

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無料の一括見積サービスを利用して、主な自動車保険の見積もりを集める。

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見積もりを比較しながら、補償内容と加入する自動車保険を確定する。

それぞれのステップでやっていただくことを、補足説明します。

自動車保険の見積りは簡単にできますが、事前に準備したい物がいくつかあります。入力するための情報も集めておく必要があります。
具体的には、以下のものを事前に用意してください。

なお、運転免許証、車検証の実物が手元になくても、それらに記載されている内容（車両の型式・年式とか免許の色とか･･･）がわかれば、見積りできます。

実際に見積もりをおこなうには、補償内容をある程度決めておく必要があります。

もちろん、見積もりを始める時点で、補償内容を確定していることが望ましいです。しかし、現実的には、見積もりを作成し、いろんな自動車保険を比較する過程で、補償内容は変化しがちです。
よって、補償の基本的な枠組みとか、外せない補償が決まったら、見積もりに着手しましょう。その方が能率的です。

すでに自動車保険にご加入であれば、現在の補償内容が参考になります。どの損保会社の自動車保険でも、基本の仕組みは共通しているので、大部分を流用できます。

見積もりを始める前に、最低限、以下の項目くらいは、方針を決めておきたいです。

運転する人の範囲
本人だけ、夫婦だけ、家族だけ、運転者の年齢制限などです。範囲の広さは保険料に大きく影響します（広げるほど高くなる）。
車の使用目的や走行距離
車の使用目的は、すべての自動車保険で必要になり、保険料に影響します。また、ダイレクト（ネット通販）型自動車保険の大半で、年間走行距離が必要になります。
車両保険を付けるかどうか
車両保険は保険料が高いので、付けるか付けないかで、自動車保険の保険料は大きく異なります。見積もりを始める時点で、車両保険の要否を決めておきたいです。
人身傷害保険を付けるかどうか
半数以上の自動車保険で、人身傷害保険は、必須の補償に組み込まれています。よって、人身傷害保険の要否によって、検討する商品の範囲が大きく変わります。見積もり前に、どうするかを決めておきたいです。

代理店型、ダイレクト（ネット通販）型の主な自動車保険を一通り比較するとなると、十数社になります。それらの見積もりを集めるのはなかなか大変です。

それでも、見積もりを集めるだけなら、時間をかければできてしまいます。しかし、各社の自動車保険の補償内容をそろえて見積もりしようとすると、負荷が途端に大きくなります。

どの損保会社の自動車保険であろうと、基本の仕組みはだいたい共通しています。でも、個々の補償の内容とか、専門用語の使い方とか、細かなところではいろいろと違いがあります。
見積もりをするときは、そういう細かな違いに直面しなければなりません。

何度か見積もりを作り直したあげくに、それでもちゃんとできているか自信を持てない、となりがちです。

その対策として、おそらくもっとも有効なのが、無料の一括見積サービスです。
１回だけ必要事項を入力すると、主な自動車保険の見積もりが、自動的に手元にそろいます。
入力の手間を省けるうえに、入力した内容をもとにすべての見積もりが作成されます。

自動車保険の無料一括見積りサービスはいくつかありますが、以下の理由で、こちらのサービスをおすすめします。

自動車保険サイトの１社分の情報を入力すると、おもな自動車保険の保険料が図のように一覧表示されます。

その後、個々の自動車保険のホームページに移動して、さらに条件を変えて、試算をやり直すこともできます。

このサイトの利用者を対象としたアンケート調査によると、月々の保険料が平均して約25,000円安くなったそうです。