別冊宝島「よい保険・悪い保険2014」

別冊宝島 - よい保険・悪い保険2014

一冊丸ごと保険です。紙数の大半は生命保険に割かれていますが、「賢い自動車保険&損保の選び方」と題して、保険のプロによるおすすめランキング、保険料のランキングが掲載されています。
自動車保険選びのポイントも、紹介されています。

保険のプロによる、オススメできる自動車保険

20名のファイナンシャル・プランナーのアンケート結果を集計したランキングです。
よって、安さだけでなく、補償内容と保険料のバランスで判定されています。

赤字がダイレクト(ネット通販)型、青字が代理店型です。

1位 チューリッヒ保険(スーパー自動車保険)
走行距離年間3,000km以内なら最安。割引制度、ロードサービス充実。
2位 イーデザイン損保
東京海上グループの安心感。サービスセンターの動き良し。
3位 ソニー損保
ソニーグループの安心感。走行距離を翌年に繰り越せる。
4位 SBI損保
走行距離による保険料の差が無い。
5位 三井ダイレクト損保
保険料は、走行距離や免許の色に無関係で、シンプルな仕組み。
6位 三井住友海上
自動車保険の長期契約で、保険料が割引に。
7位 あいおいニッセイ同和(クルマの保険)
特約が豊富。
8位 アメリカンホームダイレクト
事故時は担当者が現場に来る。ロードサービス充実。

各社のコメント(寸評)は、紙面からわたしの判断で適当に抜き出しました。

全体としては、ダイレクト(ネット通販)型自動車保険が優位なランキングになっています。

保険のプロによる、オススメできない自動車保険

同じく20名のファイナンシャル・プランナーのアンケート結果を集計したランキング。
今度は、オススメできないワーストランキングです。

赤字がダイレクト(ネット通販)型、青字が代理店型です。すべて赤字ですが・・・

1位 SBI損保
事故時の対応に不安。
2位 アクサダイレクト
事故時の対応に不満。2年目以降の割引が弱い。
3位 セゾン自動車火災(おとなの自動車保険)
事故時の対応に不安。

いずれも、事故時の対応について、不安・不満があるようです。3つともダイレクト(ネット通販)型。「安かろう、悪かろう」に注意が必要なようです。

SBI損保は、オススメのランキングにも入っていました。事故対応の評判は、個々の担当者の力量・姿勢にも左右されます。そのせいでしょうか・・・

保険料ランキング

上のランキングとは別に、同じ条件で各社の自動車保険の保険料を比較した、保険料ランキングが掲載されていました。

見積もりの条件をかいつまんで書くと、40歳夫婦限定、搭乗者障害・人身障害・車両保険あり、という1パターンのみ。

自動車保険の保険料の優劣は、条件によって変わるので、無謀なランキングという気がします。
そのつもりでご覧ください。

順位 会社名 一括払い保険料
1位 セゾン自動車火災(おとなの自動車保険) 49,730円
2位 チューリッヒ保険 57,450円
3位 アクサダイレクト 59,600円
4位 SBI損保 76,170円
5位 三井ダイレクト損保(トータルアシスト) 84,050円
6位 イーデザイン損保 87,410円
7位 ソニー損保 94,410円
8位 アメリカンホームダイレクト 96,590円
9位 損保ジャパン 130,890円

赤字がダイレクト(ネット通販)型、青字が代理店型です。

自動車保険の無料一括見積りサービスはいくつかありますが、以下の理由で、こちらのサービスをおすすめします。

  • 1回入力すれば、複数の気になる自動車保険の見積りが、一気に作成されます。
  • 参加している保険会社数が多く、おすすめしたい自動車保険がすべて含まれています。
  • 『保険見直し本舗』(全国233店舗)を展開する株式会社ウェブクルーによるサービスなので、安心感がある。
  • サイトの利用はもちろん無料。
  • サイトは使いやすく、各損害保険会社とのつながりはスムーズ。

自動車保険サイトの1社分の情報を入力すると、おもな自動車保険の保険料が図のように一覧表示されます。

その後、個々の自動車保険のホームページに移動して、さらに条件を変えて、試算をやり直すこともできます。

このサイトの利用者を対象としたアンケート調査によると、月々の保険料が平均して約25,000円安くなったそうです。

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