三井ダイレクト損保の自動車保険の評判はどうですか?

世間での三井ダイレクト損保の自動車保険の評判・評価を、統計データをもとに分析しました。

自動車保険に対する口コミはネット上をはじめとして数限りなくあります。しかし、それらから世間での評価の全体像をつかむのは難しいです。

「たまたま出来の悪い担当者にあたった」とか「他の損保会社でも同じ対応になるはず」とか「誤解にもとづく批判」などと思える口コミが少なからずあるからです。

そこで、客観性の高い統計データの分析を通して、世間での評判・評価を探ります。

三井ダイレクト損保は苦情が少ない会社ですか?多い会社ですか?

三井ダイレクト損保の苦情発生率を、他のダイレクト損保と比較しました。

損保各社と日本損害保険協会は、それぞれの損保会社に対する苦情件数を定期的に公表しています。

そこで、三井ダイレクト損保の苦情発生率を、他のダイレクト損保と比較しました。

下のグラフは、おもなダイレクト損保の2022年度の苦情発生率です。日本損害保険協会の苦情受付件数にもとづく推計です。

ダイレクト損保の苦情発生率

チューリッヒ SBI損保 楽天損保 アクサダイレクト イーデザイン損保 三井ダイレクト損保 セゾン自動車火災 ソニー損保 セコム損保
アクサダイレクトの苦情発生率は、ダイレクト損保の中で「やや少ない」です。
2014年頃のテレビCM

三井ダイレクト損保は途中解約が少ない会社ですか?多い会社ですか?

三井ダイレクト損保の自動車保険の解約発生率を、他の損保会社と比較しました。

損保各社は、自動車保険の解約金の金額を毎年度公表しています。

それをもとに、年間の解約発生率を算出できます。

下のグラフは、おもな損保会社の2022年度の解約発生率です(青字が代理店型)。

自動車保険解約発生率

チューリッヒ保険 楽天損保 セコム損保 東京海上日動 損保ジャパン 日新火災 あいおいニッセイ同和 アクサダイレクト イーデザイン損保 三井住友海上 共栄火災 AIG損保 セゾン自動車火災 三井ダイレクト損保 ソニー損保 SBI損保
三井ダイレクト損保の解約発生率は、かなり低いのですね。安心できそうです。

補足説明

解約の理由は、不満だけではありません。廃車や運転免許返納などで解約することもあります。

ですから、差が小さいときは、顧客満足度の優劣を判断しにくいです。

しかし、あきらかに他と差があるなら、何か問題を抱えていると考えられます。

2017年頃のテレビCM

三井ダイレクト損保の自動車保険は人気がありますか?売れていますか?

三井ダイレクト損保の自動車保険の、最近の売り上げの伸び率を、他の損保会社と比較しました。

自動車保険は原則1年契約で、しかも満期で他社に乗り換えてもデメリットがありません。よって、評判や人気が売上高に反映されやすい保険と考えられます。

そこで、自動車保険の売上高の伸び率を調べました。比較のために、損保業界全体平均と、ダイレクト型の平均も載せました。

自動車保険 売上高伸び率

三井ダイレクト損保 ダイレクト型 平均 業界 平均 20% 10% 0 -10% 2020 2021 2022
三井ダイレクト損保の売上は、3年とも業界平均を下回っています。不調が続いています。

補足説明

三井ダイレクト損保は不調ですが、MS&ADインシュアランスグループ(あいおいニッセイ同和、三井住友海上が主導)の会社なので、経営破綻の心配は無用です。

三井ダイレクト損保の自動車保険の、評判・評価をまとめました。

ここまでにご案内した三井ダイレクト損保の自動車保険についての評判・評価は次の通りでした。

三井ダイレクト損保の評判・評価

  • 苦情・解約ともに少ない方で、顧客満足度はまずまず良さそうに見えます。
  • 売上不振が続いています。消費者にアピールできる魅力が乏しいようです。
あきらかな弱点がないのに、販売不振が続いています。独自のセールスポイントが乏しいようです。
2019年頃のテレビCM

自動車保険の無料一括見積りサービスはいくつかありますが、以下の理由で、こちらのサービスをおすすめします。

  • 1回入力すれば、複数の気になる自動車保険の見積りが、一気に作成されます。
  • 参加している保険会社数が多く、おすすめしたい自動車保険がすべて含まれています。
  • 『保険見直し本舗』(全国300店舗以上)を展開する株式会社ウェブクルーによるサービスなので、安心感がある。
  • サイトの利用はもちろん無料。
  • サイトは使いやすく、各損害保険会社とのつながりはスムーズ。

自動車保険サイトの1社分の情報を入力すると、おもな自動車保険の保険料が図のように一覧表示されます。

その後、個々の自動車保険のホームページに移動して、さらに条件を変えて、試算をやり直すこともできます。

このサイトの利用者を対象としたアンケート調査によると、月々の保険料が平均して約25,000円安くなったそうです。

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